ステンレスの錆の落とし方3つを使い分けよう!効果的な予防方法はコレ
いつの間にかできているステンレスの錆。
一度出来るとしつこくて、
なかなか落としづらいですよね!
実はステンレスの錆は、
3つの落とし方を使い分けると良いって知っていましたか?
そして、もう錆びさせないための予防法もあるんです!
今回は、その方法について紹介していきます。
ステンレスの錆の落とし方は錆の種類で使い分けると〇!
実は錆の落とし方は、
一口にこれが良い!とはまとめきれません。
錆の種類で方法を使い分けると良いんですよ。
①軽い軽症錆はメラミンスポンジで落とす
少しの錆はメラミンスポンジで解決できます。
軽症の錆というのは、
ステンレスが錆びついているというより、
表面の部分だけ錆びている状態のことです。
メラミンスポンジをよ~く見てみると、
細かい網目になっています。
この細かい網目が、
汚れを落とすというよりも削ってくれるので、
表面の錆なら十分に落ちてしまうというわけです。
逆に言うと、ステンレス自体が錆びている場合は、
ステンレスを傷つけてしまうので、良くないということになりますね。
使い方は簡単です!
メラミンスポンジに水をつけて、
こするだけでキレイになりますよ。
私も台所の水切り台の四隅に錆がついていたので、
メラミンスポンジでこすってみました。
力をそんなに入れずに
サッと錆が取れたのですごく楽でしたよ!
最近は100均にもメラミンスポンジがたくさん売っていて、
安くて手軽に手に入るので使いやすいです。
②黒錆はクレンザーで落とす
ステンレスの表面が黒く錆びてしまっている場合は、
クレンザーで落とすのがオススメです。
クリームタイプで研磨剤の成分がそんなに強くないものを、
柔らかいスポンジにつけて、
優しくこすってみてください。
錆びていないところのステンレスが傷ついていないかを見ながら、
力加減を調整していくといいですよ!
一度で落ちない場合は、
何度か洗い流してトライしてみてくださいね。
私は、食器洗い用のスポンジをシンク用と食器用に分けていて、
そのシンク用を使って落としています。
普段もシンクの掃除はクレンザーを使っているので、
掃除の延長という感じで使いやすいです。
柔らかいスポンジがない場合は、
ラップを丸めたものでも良いのでぜひ試してみてくださいね。
③赤錆はクエン酸で落とす
茶色い赤錆を落とす場合は、クエン酸が良いです。
クエン酸が赤錆を溶かしてくれます。
方法は、クエン酸を浸み込ませた雑巾などの布を、
赤錆の上に置いて、しばらく置きます。
その後水洗いをすると
赤錆を落とすことができます。
クエン酸は最近は100均にも売っていますが、
手に入らない時は酢でもいいです。
2~3倍に薄めた酢で同じようにすると、
落とすことができます。
ただ、お酢の臭いが気になる人は、
素直にクエン酸を買った方が良いかと思います。
私は換気すればそこまで気にならない質ですが、
酢の臭いが苦手な方もいると思うので、
そこはお好みで選びましょう。
これで落ちない場合は、クレンザーにクエン酸を混ぜて、
柔らかいスポンジでこすると落ちます。
この3つの方法を使い分けると良いです。
錆を落としたら、しっかり乾燥をさせてくださいね。
錆を落とすことで、
ステンレスの表面にある
酸化被膜がない状態になってしまうので、
また錆びやすい状態になってしまっています!
酸化被膜というのは、
ステンレスを保護している膜です。
この膜は数ナノメートルの薄さで、
髪の毛の太さの1万分の1といわれています。
めちゃくちゃ薄いですよね!
この酸化被膜が取れている状態の時に、
塩水や熱湯が掛かったり、ゴミがくっつくと錆が出来てしまいます。
しっかり乾燥させて、
濡れたままにならないようにしてくださいね。
ステンレスが錆びてしまう原因は2つ
ステンレス=錆びないっていうイメージですよね?
なのになぜ錆びてしまうんでしょう??
原因は、もらい錆と塩素イオンの影響の2つがあります。
ではそれぞれについて説明します。
~もらい錆~
もらい錆は、他のものから錆をもらうことです。
ステンレスが錆びるのは、
大体がこのもらい錆が原因となっています。
しかし、実際はステンレス自体が錆びているのではなく、
ステンレスの酸化被膜の上に錆がついてしまっている状態、
というのが正解です。
台所の上にヘアピンを置いていると、
シンクの方に赤錆がついてしまいます。
これは、実際私が学生時代に寮生活をしていた時に、
共同の台所で起こっていました。
なんとも女性らしくないというか、
そんなところにヘアピンを置くなよ~!
って感じですが、これが女子寮の現状って感じでした。
なぜ赤錆がシンクについてしまうかというと、
空気中の酸素と接触して、
その接触している部分が錆びてしまうんです。
シンクの場合は、
金属製のものを置いていなくても錆びる可能性があります。
水道水が原因なんです!
水道水には微量の金属が含まれていて、
その金属の鉄分が反応すると赤錆が出来てしまうんですよ。
ビックリですよね~!
~塩素の影響~
ステンレスは塩素に弱いです。
塩素系の洗剤を使ったりすると、
ステンレスの酸化被膜が破壊されてしまいます。
そこに先ほど説明したような
もらい錆が起こると錆びてしまいます。
塩素系の洗剤を使う時って、
大体ふきんやお茶入れのポットの漂白だと思いますが、
使った後にきちんと洗い流しておかないと
錆の原因になってしまうんですよ~!
家事をする上で絶対使わないといけないものが
原因になってしまうので、大変ですよね!
ですが、錆びない予防法はきちんとあります。
次の項目で紹介しますね。
ステンレスの錆を予防する方法はかなり簡単!
ステンレスの錆の予防は、
普段の家事の中で少し気を付ければできるものばかりです!
その方法が3つありますので、紹介していきます。
①塩素系の漂白剤の使用後はすぐに洗い流すこと
先ほど説明した通りですが、
漂白剤を使用した後はすぐに洗い流しましょう。
長時間塩素系の洗剤が
ステンレスに触れることは良くないです!
そして更に錆を予防するには、
排水溝の受け皿や漂白するものを
ステンレスに直置きしないようにすることが大事です!
洗い桶に入れて漂白するようにしましょう!
私も、ふきんや小さい小物類は
洗い桶に入れて漂白していましたが、
排水溝の受け皿は直置きで漂白していました!
よく考えると、錆を招く行動ですよね!
特に私の家は賃貸なので、
これからは気を付けようと思います。
②鉄製のものを置きっぱなしにしない
もらい錆を予防する方法です。
鉄製のフライパンやお鍋や包丁を置きっぱなしにせず、
棚の中に入れるようにしましょう。
もし、洗ったあと乾いていなくて収納できない場合は、
布や新聞紙の上に置いて乾かすことで、もらい錆が予防できますよ!
私は100均で水切り布を買って、
その上に置いています。
すごく便利なので、ストックは6枚もあります。
2枚くらい持っておくと便利ですよ!
➂塩分がついたらすぐに流す
鉄だけではなく、ステンレスの酸化被膜も塩分に弱いです。
塩分がつくとはどういう状態か、
イメージしにくいかもしれませんが、
食べ残しのラーメンのスープや、みそ汁をシンクに流した時や、
刺身醤油を流した時です。
ダイレクトに塩分が付着してしまいますよね!
私もラーメンのスープは健康に悪いと思って、
シンクに流していますが、
錆の原因を作っていたと思うとビックリです!
このようなものをシンクに流した時は、
すぐに洗い流すことが大事です。
予防法を3つ紹介しましたが、
どれも簡単で少しの意識改革ですぐ出来そうなものでしたね!
これなら私でもできそうです!
まとめ
今回はステンレスの錆の落とし方や、予防方法を紹介しました。
落とし方も、予防方法も、
それほど難しいものはなかったと思います。
そんなに錆びるイメージのないステンレスですが、
できるとしつこいので、
見つけたらすぐに落とすようにしてみてくださいね!
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