私って人間関係リセット症候群かも!?発達障害とは限らないその症状とは?

職場の人や友達とコミュニケーションするのがなんだかめんどくさい…
日々の生活のなかで、そんな風に感じることありますよね。
あまりにも人づきあいが辛くなって、周りとのコミュニケーションを
一切絶ってしまった、という経験のある方はいませんか?
私も昔、失恋後に友達で居続けようという彼との連絡や
励ましの言葉をくれる友人の言葉ですら、一切聞きたくなくなった時期がありました。
私と同じような経験を一度や二度されたことのある方は少なくないかもしれませんが、
シャットアウトを何度も何度も繰り返ししている方は要注意!
人間関係リセット症候群かもしれません。
ひどく思い詰めてしまう前に、自分の心をいたわってあげましょう。
人間関係リセット症候群とは
難しそうな名前にちょっと怖くなってしまいますよね。
でも安心してください!
症候群と名前に入っていますが、医学的な病名ではありません。
人間関係の悩みを回避するひとつの傾向を指した呼び方です。
近年増加傾向にあり、発達障害のひとつではないかと疑われることもありますが
まだ明確な関係性は証明されていません。
気を遣いすぎて人付き合いが面倒になり、
突然SNSを退会したり、LINEのアカウントを消してしまったり、
電話番号やメールアドレスを変えてそれを周りに報告しなかったりということを
繰り返し行ってしまう人が該当します。
周囲からの評価を必要以上に気にしてしまい、
自分を良く見せたい、周りから思われている通りの自分でいたい
と知らずに無理をしてしまっている人が多いのかもしれません。
そのストレスから解放されたいから、人間関係をリセット。
コミュニケーションツールの情報を消して、姿を隠してしまうんですね。
人間関係リセット症候群のメカニズム
人間関係リセット症候群になりがちな人は、
自分に自信が無く、周りからどう見られているかを気にしすぎるゆえに
周囲の人に気をつかいまくってしまったり、
自分の意見を押し通すのが苦手なところがあります。
なので、相手に自分の気持ちを伝えることができず、理解を得ることも難しくなります。
一方でゲームやSNSなどのネット上でのコミュニケーションは円滑にできていて
いわゆるリア友(リアルな友達、実生活での友達)がいなくても平気!
と感じてしまうのです。
ネット上の相手には顔も姿も見えませんし、
人間関係でトラブルがあってもすぐ次の代わりの人が見つかります。
コミュニケーションの取り方としてはとても楽な方法です。
そんな楽なコミュニケーションの取り方に慣れてしまうと
現実生活の人づきあいにトラブルが発生しても、
解消のための努力が面倒に感じてしまいます。
もし職場でこのような状況に陥ってしまった場合、
上司や同僚とは必要最低限のコミュニケーションしか取らなくなり、
連携不足で余計に働きづらい環境を作ってしまうことになります。
もしかして自分も…と感じたら
職場や学校は簡単に違う場所へと変えることができません。
もし辞めてしまったら、次を探す活動もさらにストレスになりますね。
全てを投げ出してしまうのでなく、少し一休み。
どうせ自分の気持ちなんか誰にもわかってもらえないし…と思ったのなら、
その想いを紙に書き出してみてください。
吐き出すことによって、だんだん心がすっきりしてきますよ。
ありのままの自分を、自分自身が認めてあげることも大事です。
「こうでなくては!」とハードルを上げてしまうと
人前に出たときに見栄を張らなくてはいけなくなり、結局自分を苦しめてしまいます。
完璧さや高いレベルを求めているあなたは、真面目な証拠です。
「ここまでできていればいいや」と少しいい加減になるくらいで十分ですよ。
まとめ
・人間関係リセット症候群とは、人付き合いにストレスを感じ
周囲とのコミュニケーション手段を絶つことを繰り返してしまうこと
※発達障害との関係はまだ認められておらず、正式な病気の名前ではありません
・自分に自信が持てない、自分の意見を通すのが苦手な人は心当たりがあるのでは?
・もし同じような状況に陥っていたら…
自分で自分を追いつめず、想いを吐き出し、少しいい加減に過ごしてみる
インターネットの普及や、SNSなどの利用増加によって
現代人のコミュニケーション能力が低下しているともいわれています。
今流行中の「インスタ映え」を求める行為も、いかに人より素敵な写真を撮れるか、と
偽りの自分を量産しているような印象を受けます。
「人は人、自分は自分」という言葉の通りに、胸を張って生きていきたいものですね。
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