お気に入りの木の食器にカビが!!取り除くにはどうしたらいい?
木でできた食器は、
手に馴染んで温かみがあり、とっても人気ですね。
ほっこりできて、カフェなんかでもよく使われているのを見ます。
民芸品としても売られているので、
お土産なんかでも貰いますよね。
でもこの木の食器、けっこうカビが生えやすいんです!
お気に入りの食器がカビにやられてしまったら、
どうしたらいいんでしょうか。
木の食器にカビが生えてしまったときの対処法と、予防策について調べましたので、
ぜひ、あなたの食器にも役立ててくださいね。
木の食器についたカビの対処法!
木の食器に付いたカビは、場合によって落とし方も変わります。
<表面に付いたカビ>
表面に付いたカビは、紙やすりでこするだけ!
①紙やすりは、400番手以上の物を用意する
(番手とは、紙やすりの目の粗さの単位です。
番号が大きいほど細かくなります)
②力を込めず、ゆるめに木目に添った方向でこする
この時、やすりを往復させると傷が目立つので、一方向に動かします。
③木固め剤と呼ばれる木工用塗料を塗って仕上げる
この塗料は、食品衛生法に適合したものを使用してください。
木工用塗料のURL→https://item.rakuten.co.jp/color-harmony/wasin-wurenisu-130/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
<耐水性のある木の食器>
耐水性があるなら、キッチン用の漂白剤や重曹を使って、
殺菌することもできます。
もし耐水性がなければ、
この方法は使わないでくださいね。
<生えたのが白カビの場合>
白カビは主にコウジカビと呼ばれるものです。
味噌や醤油、日本酒などにも使われていますよ。
でも、食べ物に使われているなら大丈夫!と安心はできません。
白カビの中にはカビ毒を持っているものもあるので、
白カビ=安心というわけでもないんです。
木の食器に白カビがついていたら、
迷わずにしっかりと洗浄し、消毒を行いましょう。
<生えたのが青カビの場合>
青カビというと、ミカンなどに付いているのをよく見かけますね。
これは有毒と考えておきましょう。
青カビは繁殖すると、
かたまりを作ってどんどん広がってしまいます。
怖いのは、表面だけ取り除いても、
まだ残っている場合があることです。
木の食器の青カビを、きれいに拭き取ったつもりでも、
後からまた生えてきた場合は、中まで浸透している可能性が高いです。
口にしてしまうと危険ですので、潔く諦めましょう。
なぜ木の食器にはカビが生えやすいのか
なぜ、木の食器にカビが生えるのでしょうか?
それは、湿気に原因があります!
ご存じのように、カビは湿気が大好きです。
そして、木の食器は一度濡れると、乾くまでに時間が掛かります。
汚れをしっかり落として、きっちりと乾かさないと、
しまいこんでいるうちに、
うっかりカビを生やしてしまうわけなんですね。
しかも、木の食器って
日常的にそんなに使わないですよね?
だから、カビに気づくまでに、
時間が掛かることもあるのです。
わが家にも木の食器はあります。
結婚のお祝いとして、セットで頂いたものでした。
木のスプーンは毎日のように使っているのですが、
他の物は処分することになってしまったんです。
スプーンは普段使いできるサイズだったんですが、
サラダボウルと取り分け用の大きなスプーンとフォークは、
使い道に困ってしまいました。
はっきり言って、使う場面がなかったんですね。
それで仕方なく、子供のままごと用としてあげました。
しばらく使うことがなくて、
長期間、押し入れのおもちゃ入れの奥にしまっておいたら、何と白カビが!
いくらままごと用でも、カビはマズいなと思い、
結局処分しました。
木の食器はつけおき厳禁!日常でのお手入れ方法
木の食器を使う上で、
気を付けておきたいポイントは、以下の4つです。
・浸けおき厳禁!
・乾燥させるときは日陰で
・熱すぎるものは入れない
・油分は控える
木の食器は、浸けおきしてはいけません。
使ったら、すぐに洗い流して、しっかり乾燥させましょう。
乾かすときに日向に置くと、ひび割れすることがありますので、
陰干しにして下さいね。
熱すぎるものを入れると、
におい移りや染みの原因になることがあります。
別の素材の器に入れて、
木の食器を受け皿に使うなどの工夫をしましょう。
油ものの場合は、
ワックスペーパーのようなものを敷くと、良いですよ。
また、木の食器は使い続けていると、
表面が乾燥してつやがなくなってきます。
もともと汚れなどを弾くために塗られていた塗料が、
はげてしまうからなんですね。
こういう時には、上で紹介した木工用塗料の他にも、
オリーブオイルなども使えます。
食器に少量をたらして、
キッチンペーパーなどで薄くのばせばOKですよ。
上手にお手入れすれば、長く使えますね!
まとめ
お気に入りの木の食器を久しぶりに出してみたら、カビが生えてた!
なんて事態になったら、焦ってしまいますよね。
・木の食器のカビは紙やすりで取れる ・カビは湿気を好むので、木の食器はしっかり乾かしてからしまう必要がある ・日常的なお手入れをしっかりとしておこう |
食卓にのせるだけで、
一気におしゃれな雰囲気にできる木の食器。
でも雑に扱ってしまうと、
カビにやられてしまいます。
丁寧に使って、テーブルをオシャレに演出しましょうね。
★★★メルマガ登録はこちら★★★