会社をずる休みしたいけど忌引きを使ったらダメ?その理由は3つ!
朝起きて、「今日も仕事か…」と思うと、
一気に身体が重くなってしまって、ずる休みをしたくなる時ってありますよね。
でも社会人たるもの、無断欠勤はできません。
そこで、休む理由として使えそうなのが、忌引きです!
不幸ごとなら、上司だって「休むな」とは言えませんからね。
ただし、ずる休みするのに忌引きを使うには、
オススメ出来ない3つの理由があるんです。
忌引きを使おうかな、と考えているなら、
この記事を読んで、ちょっと考えてみてくださいね。
①会社から葬儀についての詳細な報告を求められることも
実際に、「おじやおばが亡くなった」「祖父母が亡くなった」などと、
親類の不幸を理由に休んだことのある人はいます。
ただし、これには大きなリスクが伴うことがあるんですよ!
昔は、規定がそれほど厳しくない会社もあったので、
「何回もおばあちゃんに死んでもらった」なんて笑い話もあったかもしれませんが、今は違います。
会社によっては、社員が忌引き休暇を申請すると、
・葬儀の日程、会場なども確認
・亡くなった人との関係を報告
・葬儀の証明を提出
などを求められることもあるからです。
葬儀場の場所まで訊かれることもあり、
そうなると
「もし確認の電話をかけられたらアウト!」
となってしまいますよね。
会葬御礼のハガキの提出を求められたパターンもあります。
まさかずる休みするために、
こんな物まで作れませんよね?
社員と亡くなった人の関係が近いと、
会社から香典が出ることもあります。
そんなものを受け取ると、良心が痛みますし、
もしバレたらどうしよう、とさらにビクビクする羽目にもなってしまいます。
詳細な報告を求められると、嘘もバレやすくなりますので、
忌引きはずる休みの理由として不向きだと思いますよ。
②実際に忌引きの必要が出た時に困る
仮に、ずる休みの理由として「祖父が亡くなったので」と忌引き休暇を申請したとします。
その後、本当にお祖父さんが亡くなってしまったら、どうしますか?
前回に、母方の祖父と報告してあるのに、
本当に母方のお祖父さんが亡くなってしまう、ということだってあるんです。
実際に忌引きの必要が出た時、
ずる休みの理由として使ってしまっていたら、
話のつじつまが合わなくなってしまいますよね。
会社側からの信用も失ってしまいますし、
下手をすると職を失いかねません。
忌引きは人の死が関わっている以上、
安易に使っていい理由ではないと思うんです。
私自身は、会社をずる休みはしたことはありませんが、
したくなる気持ちはすごく分かります。
体調不良で休んだ時も、
「無理をすれば行けなくもないけど…」
と思いながらも、休む方を選びました。
行きたくないのには理由がありますし、
行きたくなければ休むという方法を取ったって良いと思います。
ただ、そのために忌引きを使うのは、
ちょっと違うのではないかなとも思うんですね。
ただ、会社が休みをくれない、という事情もあるかもしれません。
そういう時は、忌引きではなく、
・自分を体調不良にする
・親や兄弟が病気になったことにする
・トラブル発生(鍵をなくす、財布を落とすなど)
などの理由を使う手もあります。
ずる休みというと悪いイメージですが、
休みが必要な時だってありますからね。
私の妹は以前、一人暮らしをしていたマンションに
空き巣に入られてしまったことがあります。
その時は、かなり忙しい職場に勤めていたんですが、
ちゃんと休みがもらえましたよ。
③会社の慶弔規定も色々ある
慶弔規定は、会社によっても違います。
忌引き休暇は、亡くなった人との関係性によって
期間も変わってきますし、対象外のこともあります。
あくまで目安ですが、
・配偶者:10日
・自分の両親:喪主の場合は10日、喪主でない場合は7日程度
・自分の兄弟や祖父母:3日
・自分のおじおば:血縁関係にあるおじやおばは、1日程度
・配偶者の両親:3日程度。場合によってはもう少し長く取れることも
という風になっています。
ただし、会社によっては、
おじやおばは対象外、というところもあるようですよ。
ですので、ずる休みに忌引きを使おうとすると、
どうしても近親者に限定されてしまうんです。
これだと、何かの拍子にバレてしまう可能性があります。
忌引き休暇は、喪に服すための大切な期間ですから、
悪用したとなると、社会的な信用にも関わってしまいますよ。
ちなみに、数年前に私の祖母が亡くなった時、
旦那が会社に慶弔休暇が取れるか確認したところ、「1日」という返事でした。
遠方だったので、往復にも時間が掛かり、
葬儀だけ出席してとんぼ返りでしたよ。
もう少し、時間が欲しかったです。
まとめ
会社に行きたくないけど、ずる休みするために忌引きを使っても大丈夫か気になりますよね?
・忌引きを申請すると、会社から詳しい説明を求められることがある ・実際に忌引きの必要が出た時に困る ・会社の慶弔規定も色々あるので、対象外とされることもある |
はっきりした理由がなくても、
ちょっと休みたくなる時だってありますよね。
そういう時は、忌引きを使うのではなく、
別の理由を探しましょう。
万が一バレた時、あなたの信用を損なってしまいますよ。
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