昆布を食べすぎると身体に悪い?!適量を知っておこう!
昆布は身体に良いという漠然としたイメージはありますが、
実際どんな栄養があるのか、どれくらい食べたらいいのか、知っていますか?
ちなみに、私は昆布が大好きで、
何も考えずにいつも好きなだけ食べていました。
身体にいいという理由で、多量に摂取しては、逆効果なときもあるんです。
正しい知識を頭に入れて、昆布のいい栄養を身体に取り入れてくださいね!
昆布を食べすぎると身体に及ぼす影響
下痢になる
昆布は食物繊維が豊富ですので、腸の動きが活発になり、
便に水分を取り入れるため、過剰な摂取で下痢を招きます。
また、昆布は消化が悪いので、長時間腸に留まるため、
腸が活発に動きすぎて腹痛を招くこともあります。
胃腸の調子が悪い時には摂取を控えた方が良いでしょう。
吐き気や嘔吐
先ほども話しましたが、消化が悪いため、
胃腸が弱っているときは消化不良となり、吐き気や嘔吐を招くおそれがあります。
甲状腺機能が低下する
昆布にはわかめの20倍もの「ヨード」が含まれています。
元々甲状腺機能が低下している人は、
ヨードの過剰摂取でさらに甲状腺機能低下を招くおそれがあるので、
注意が必要です。
甲状腺機能低下による症状は
- 疲労感
- むくみ
- 体重増加
- 月経異常
- 便秘
- 無気力
などです。
しかし、健康に問題がない場合は、ヨードは体外に排泄されるため、
そこまで気にしなくて大丈夫です。
ただ、長期にわたり過剰摂取すると
甲状腺機能低下を引き起こす可能性はあります。
昆布だし1カップで作った味噌汁を1日に3回飲んだら
過剰摂取となります。
だけど、なかなかこんな量の昆布だしを使うことはあまりないと思います。
大豆製品を昆布とともに摂取すると、
ヨウ素中毒を防ぐとこができると言われているので、
納豆、豆腐、醤油などを一緒に食べるようにしてください。
昆布の適量とは
では、どれくらいの量を摂取すればよいのでしょうか?
- とろろ昆布なら1g
- おしゃぶり昆布なら1-2g
- 昆布だしの味噌汁は1日1杯まで
1gってかなり少ないですね。
おしゃぶり昆布は美味しいので食べ始めたら止まりませんが、
健康のため、数本で留めておく必要がありそうです。
私はとろろ昆布が大好きなので、
1g分しかまぶされていないオニギリなんて美味しくないです。
毎日毎日過剰摂取をすることで甲状腺機能低下を発症するのであれば、
たまには過剰摂取しても大丈夫と私は変換しました。
なので量はあまり気にせずに時々とろろ昆布オニギリを食べることにします。
昆布の栄養素
カロリーは3gあたり、4.3kcalとかなりヘルシーです。
ダイエットの味方!なんてテレビで特集されたこともありますね。
昆布の栄養素としては、ミネラルと食物繊維が豊富です。
ミネラルのなかにはカルシウムがあります。
カルシウムの王様と思われている
牛乳の約6倍もの量のカルシウムが昆布には含まれています。
食物繊維は、ゴボウの5倍、さつまいもの8倍も含まれている
といわれていますので、便秘気味のときには昆布はおすすめです。
ちなみに私は過度の便秘で、1週間排便がないこともあります。
そんなときには昆布を食べて腸を動かしていますよ。
昆布のネバネバは、水溶性食物繊維であり、
アルギン酸やフコダインと呼ばれています。
糖質や脂質の吸収やコレステロールの上昇を抑えてくれます。
また美容効果も抜群!といわれており、綺麗な肌、
ツヤのある髪をつくることができますよ。
まとめ
①過剰摂取になると甲状腺機能低下を招く恐れがある
②ヨードは大豆類と摂取すると分解される
③栄養素は豊富!美容にもよし!
ですので、過剰摂取とならない程度に昆布を食べることをオススメします。
美味しい昆布、日々の食卓に少しずつだして、健康維持していきましょう!
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