漂白剤で服がピンク色に変色してしまった!直す方法は!?
お気に入りの洋服が真っ白になるのって、
とっても気持ちが良いですよね。
しかし、きれいにしようと思って洗った服が、
突然変色していたらがっかりしてしまいます。
実は私も何度か、
旦那の白いシャツをピンク色に染めております・・・。
そこで今回は、
漂白剤でピンク色に変色してしまった服を
白く直す方法をご紹介します!
漂白剤は2種類ある
まず、漂白剤とは、
シミや汚れなどの色素を根本から分解し、
取り除きやすくする事で
色を白くする溶剤のことを言います。
漂白剤には塩素系と酸素系の2種類があります。
酸素系(ワイドハイター・オキシクリーンなど)の場合は、
柄物や色物の服でも色落ちする事はほとんどなく、
普段の洗濯洗剤と一緒に使う事もできます。
しかし、塩素系(キッチンハイターなど)は漂白力が強く、
柄物や色物の服も白くしてしまうので、
基本的に白色の服しか使えません。
漂白剤で色落ちしてしまったという方は、
塩素系漂白剤を使用した可能性があります。
変色の原因は日焼け止め!
塩素系漂白剤は色柄物には使えないけど、
汚れもよく落ちるし、
真っ白なシャツなら大丈夫でしょ!
と安心して使っていた私。
そんなある日、
いつものように浸け置きしていたら、
まさかピンク色に変色するなんて!
とっても焦りました!(よりによって旦那の服・・・)
調べたところによると、
日焼け止めの成分が
塩素系漂白剤に反応してピンク色になるとか。
しかし、旦那は日焼け止めを使っていないのに、なぜ?
と疑問に思い、更に調べると、
日焼け止めの成分は非常に細かいため、
日焼け止めを塗った手で別の場所を触れば簡単に移り、
そのまま付着してしまうということが分かりました。
日焼け止めを塗った娘を抱っこして、
お出かけをしていたからこうなったのか!と納得。
特に夏場は日差しが強くて汗を掻くし、
日焼け止めを使うし、要注意ですね。
ピンク色の変色を直す方法
ピンク色に変色したシャツを直す手順は簡単。
しっかり揉み洗いしてから、
いつものように洗濯機を回すだけ。
旦那のシャツの変色はこれで落ちました!
繊維の中に入り込んだ日焼け止めの成分を落とせば、
元通り白くなるとのこと。
洗濯用の固形石けん(ウタマロなど)があれば良いのですが、
我が家は常備していなかったので、
洗濯洗剤をピンク色の箇所に浸けて、
お湯で揉み洗いしました!
服の繊維によっては何度も何度も洗う必要があるようですが、
丁寧に何度も揉み洗いすればきれいになるので、
なかなか落ちないという方も根気強く試してみて下さい!
色柄物の色落ち
色柄物の色落ちについては、
この通りではありません。
漂白剤で色落ちしてしまった服は、
色素が分解されてなくなっているので、
元に戻すことができません。
クリーニング店に持って行くと、
色掛け処理(色落ちした部分染め)で直る場合もありますが、
完全に元の状態に戻る保証はありません。
その場合、服全体を染め直すという方法で
修復することができます。
しかし、専門の業者に依頼しても、
全く同じ色で染め直すのは難しく、
コストも掛かってしまうため、
色落ちした服によほどの思い入れがない限り
やってみようとは思いません。
今回は仕方ないと割り切って、
次の教訓に活かした方が良さそうです。
色落ちの範囲が少量で、
どうしても諦めきれないという方は、
布用ペンというものがあるようなので、
そちらで応急処置をしてみても良いかもしれません。
ただし色が違ったり、
生地によっては染みてしまう可能性があるので、
自己責任でも良いという方に限ります。
業者の方でも色を合わせるのが難しいくらいなので、
もしぴったり合ったらラッキーだと考えてください。
まとめ
・漂白剤には酸素系と塩素系の2種類があり、 白いシャツをピンク色に変色させてしまうのは、塩素系漂白剤。
・ピンク色に変色するのは、日焼け止めの成分が塩素系漂白剤に反応したため。
・変色を直す方法は、揉み洗い。
・色柄物の色落ちは基本的には修復が難しい。 コストが掛かっても業者に依頼するか、諦めて次回の教訓にするか、 自己責任で布用ペンで修復するか、考える必要がある。 |
お困りの方は、参考にしてみてくださいね。
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