赤ちゃんの頭のへこみが心配!原因や対処は?
生まれたてのわが子を抱っこ。
可愛いなあ・・・と頭をなでていると、
何だかおでこの上の方がべこべこする⁉
寝てるとき、よく見るとぺこぺこ動いている。
「ここって普通骨じゃないの?大丈夫?」
初めてのお子さんだと心配になっちゃうかもしれませんね。
これは赤ちゃんならみんななっていて、心配はいりません。
この骨と骨の隙間は、大泉門と言われています。
へこみは、月齢が上がれば閉じていきます。
大泉門は動くのも見られます。
赤ちゃんの頭はなぜへこむの?
赤ちゃんの頭のへこみは、生まれてくるときのためのものです。
産道を通るとき、赤ちゃんの頭がつかえてしまわないように骨と骨が重なって
頭の外周が小さくなれるようになっているのです。
ちなみに、うちの娘は臨月の妊婦健診で
「赤ちゃんが大きく育ちすぎててお母さんの体では頭が出せないから、
帝王切開にしましょう」と言われました・・・
赤ちゃんが体がへこみで大きさを調節してくれるにも関わらず、
産道を出せるレベルではないとのことでした。
妊娠したてのころから
「あんたは骨盤が狭いから赤ちゃんは2500グラムくらいまでにしときなさい」
と助産師さんからしょっちゅう言われていましたが
そのあとおなかの中ですくすく育ち、
結局予定帝王切開になったのでした。
生まれてきてみたらなんと3800グラムあったのでした。
とはいえ、帝王切開の赤ちゃんでも出産の時期になると体が準備をするので
娘もちゃんと頭がべこべこしていましたよ。
そのほか、急激に成長する脳の発達を邪魔しないように、
頭がどんどん大きくなっていくため
いくつかの骨から成って、あとから広がるようになっています。
赤ちゃんの脳は、生まれてからなんと二年で二倍ほどになりますので、
そのように外壁である頭蓋骨が柔らかくなければ収めることができませんね。
頭がへこんでいるけど、心配はないの?
出産を控えて赤ちゃんみんながなることなので、心配いりません。
ただ、骨がくっついていないデリケートな状態なので強い力がかかったり
何かが当たったりしないように気を付ける必要があります。
産院でも助産師さんに、気を付けるよう注意を受けました。
赤ちゃんは思いがけない行動が多いので、ハイハイでとがったところに突進したり、
ガン!とものが当たったりしないようによく見てあげましょう。
ちなみに大泉門のへこみがふくらんでいる場合は何らかの病気も考えられます。
いつまで気をつけたらいいのでしょうか?
一歳半から二歳ころに頭の骨が固まるとされています。
出産のときのためのへこみですが、くっつくのに結構時間がかかるのですね。
二歳の娘の頭には少しへこみはありますが、べこべこはしなくなりました。
最初の頃は「二年もこの状態なの?」と思ったのを覚えていますが、
今となっては「ああそんなのを心配したこともあったな」という感じです・・・
過剰に神経質になる必要はありませんが、
やはり脳を守る骨が未熟な部分なので気を付けましょう。
赤ちゃんの頭をぶつけてしまったらどうする?
もしぶつけた場合は、
・赤ちゃんの意識があって泣けるか
・へこみがひどくなっていないか
・血が出ていないか
・腫れていないか
を確認し、必要があれば病院に連れて行ってください。
「頭を打ったけどまあ大丈夫かな?」と外からみて思っても
守りが手薄な箇所なので、実は脳に影響があるかもしれません。
まとめ
- へこみは出産、脳の成長のため
- 赤ちゃんならみんななるので心配はいらない
- 一歳半から二歳には骨が固くなり、ふさがる
- ぶつけたら病院へ
可愛い赤ちゃんの頭にふにゃふにゃ柔らかい部分があったら
びっくりするし心配ですよね。
でもこれは、生まれてくるための準備であったり
脳の成長に備えている大事な現象なのです。
あまり心配をしすぎず、頭を守ってあげましょう。
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