ハイターで洗濯物をつけおきするなら何時間がいい?長時間はダメ?
衣類の臭いを取りたかったり、
しつこい汚れを何とかしたいとき、ハイターが大活躍しますね!
でも実際のところ、どれくらいの時間をつけおきすればいいのか、
知らなかったりします。
私も、適当にやっていたので、適正時間を知らないままでした。
でも実は、長時間のつけおきは、避けた方がいいって知っていましたか?
ハイターの正しい使い方を知って、お洗濯上手になりましょう!
ハイターでつけおきするなら2時間以上は避けよう
ハイターの容器の裏側を、きちんと読んだことはありますか?
実はここに、つけおきについてちゃんと書かれていたんです!
・つけおきは、約30分浸し、水ですすぐ
・生地を傷めたり、色落ちすることがあるので、2時間以上はつけおきしない
しかも、つけおきできない素材というのもあったんですね。
水洗いできないものには、ハイターは使用できません。
その他にも注意しなければいけないのは、
・長時間つけておくと、きれいな部分にまで汚れがついてしまう
・つけおき後、すぐに脱水しないとカビの原因になる
・水に弱い素材は、長時間つけておくと弱くなってしまう
などがあります。
私は子供が赤ちゃんの頃、布おむつを使っていたんですが、
使用済みのおむつをハイターとともに、
バケツにつけおきして一晩置いていました!
これは、やってはいけないことだったんです。
一晩つけておいたら、汚れもきれいに落ちるだろう、
と思いがちですが、実はNGだったんですね。
また、ポリエステルは水を吸収しやすい素材ですので、
汚れた水に一晩もつけておいたら、汚れまで吸収してしまいますよ!
ハイターでつけおきする時の時間は、5~30分が適正時間です。
2時間以上は、つけおきしないことが、鉄則ですよ!
正しいつけおき方法のポイント3つ!
正しいつけおき方法のポイントは、3つあります。
①つけておくのはできればぬるま湯で!
高温は、生地を傷めてしまいますが、ぬるま湯はつけおきに適しています。
ただし、血液の汚れは水にしましょう。
血液の汚れはタンパク質を含んでいるので、
温度が高いと固まってしまうんです。
私はこれを勘違いして、
よくお湯につけてしまっていました!
汚れがよく取れそうな気がしたんですが、
逆効果だったんですね~。
②混ぜる洗剤を使い分ける
ハイターの使用方法にも書かれているように、
汚れを落としたいときには洗濯用洗剤を混ぜます。
この時に、
・真っ白な衣類 → 蛍光剤が入っている洗剤
・色物や柄物 → 蛍光剤が入っていない洗剤
と、使い分けるようにしましょう。
③つけっぱなしにせず、汚れを確認する
つけておいたら後は放置、では効果を得られませんよ。
時々は、汚れが落ちているかを確認しましょうね。
汚れが浮いてきていたら、
洗濯機に移し替えて洗うタイミングです。
つけおきする時には、
注意しなくてはいけないこともあります。
・衣類の洗濯表示を確認して、つけおきができるかどうかを確かめる
・洗剤を入れすぎない
・汚れが他のものに移ってしまわないように、衣類を入れすぎないこと
また、つけおきができない衣類とは、
・水洗い不可
・色落ちしやすいもの
・ビーズやスパンコールなどの装飾がついている
・アップリケなど剥がれやすいものがついている
などです。
うっかりつけおきする前に、
しっかりと確認しましょうね。
漂白剤の種類を知って使い分けよう
一口に漂白剤といっても、種類があるって知っていましたか?
私はハイターしか知らなかったんですが、
そのハイターにも違いがあったんです!
まず漂白剤には、
①酸素系
②塩素系
③還元系
の3つがあります。
①過酸化水素を使って汚れを取ります。
オキシドールというと、わかりやすいですね。
漂白力はそれほど強くないので、色柄物にも使いやすいです。
オキシクリーンなどがこれです。
②次亜塩素酸ナトリウムを使っています。
カルキもこれですね。
ハイターはこの種類になります。
だから、ハイターを使うと
プールみたいな匂いがするんですね~。
漂白する力はとても強く、除菌もしてくれます。
③還元系
①の酸素系が、酸素と汚れを結びつけることで色素を分解するのに対し、
こちらは、汚れから酸素を奪い取ることで色素を分解します。
ハイドロハイターという商品が手に入りやすいです。
塩素系と還元系は、漂白する力がとても強いので、
色柄物には向いていません。
気を付けて使用しましょう。
同じハイターでも、「ワイドハイター」というのもありますね。
私もこちらを使っています。
ハイターとワイドハイターは、何が違うのでしょうか。
ハイター → 塩素の力で全ての色素を分解する
ワイドハイター → 酸素の力で汚れの色素だけを分解する
よーく見てみたら、ワイドハイターの容器には
小さく「酸素系」と書かれていました!
同じハイターでも、
属するところは違ったんですね!
洗濯洗剤って、
説明書きをよーく見ないといけないんだなと、実感しました。
まとめ
ハイターでつけおきする時、長時間置いても大丈夫なのでしょうか。
・基本的に2時間以上のつけおきはしない方が良い ・つけおきの正しい方法を知っておかないと、衣類を傷めてしまう ・漂白剤は用途によって使い分けよう |
ハイターの正しい使い方を知っておけば、
もう汚れは怖くありませんね!
お洗濯名人になれば、
衣類も長持ちできますよ。
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