鶏肉はどれぐらいで腐る?常温では?保存方法と賞味期限をご紹介
鶏肉料理を作る機会も多いですよね。
大人も子供も鶏肉料理は喜びますよね!
でも気合を入れてあれこれ作ろうとまとめ買いしたものの、
この時期気になるのはやっぱり食中毒。
鶏肉っていったいどれぐらいで腐るものなのか、ご存知ですか?
今回は、鶏肉の保存方法と賞味期限についてご紹介します。
鶏肉は痛みやすい!!常温放置はNG!長期保存は冷凍がオススメ
鶏肉は実は非常に傷みやすい食材です。
他の牛肉や豚肉と比べると、水分の含有量が多いため腐りやすいのです。
さすがに生の肉を買ってきて常温保存する方はいないと思いますが、
鶏肉を常温保存するのはやめましょう。
常温は菌が最も繁殖しやすい温度帯です。
また、冷蔵保存の場合でも風味が保てるのは、
部位にもよりますがせいぜい2日程度といわれています。
それ以上保存したい場合は、冷凍するのがオススメです。
夏場は鶏肉を買ったらまっすぐ家に帰り、
すぐに冷蔵もしくは冷凍するようにしましょう。
鶏肉の保存方法と賞味期限
鶏肉を買ったらそのまま冷蔵庫へ入れておけばいいんでしょ?
と思われる方、今日から保存にひと手間加えてみませんか?
風味の持ちと保存性が格段にアップしますよ!
冷蔵保存の方法
・ 鶏肉を取り出しお酒をふる
・ キッチンペーパーで水気をとる
・ ラップできっちり包む
・ ジップ付きの袋で保存
冷蔵保存のポイントは水気をしっかりふきとること、
できるだけ空気にふれないように密閉した状態を維持することです。
また、下茹でをしたり、
醤油やみりんや酒などで下味をつけて保存すると、
さらに持ちがよくなります。
冷蔵保存の場合の賞味期限
・ 2日程度
・ 鶏挽肉は当日
・ 下処理した場合は3日程度
冷凍保存の方法
・ 鶏肉を取り出し、水気をふきとる
・ 1回に使う分量ごとに小分けにしてラップで包む
・ フリーザーバッグに入れる
・ 平らにした状態で冷凍庫へ入れる
冷凍保存のポイントは、冷蔵の場合のポイントに加えて、
使う分量ごとに小分けにするということです。
解凍の方法
・ 自然解凍
・ 流水で解凍
冷凍保存の場合の賞味期限
・ 2週間程度
わたしは、こどもの離乳食に
よく鶏挽肉とお豆腐の肉団子をあげていました。
料理が苦手で面倒くさがりのわたしは、
いっぱい作って冷凍保存しておいたものを都度使いました。
スープを作って、冷凍のまま肉団子を投入して出来上がりです。
手抜きですが、こどもはバクバク食べていましたし、
お腹を壊したこともありませんでしたよ。
ちなみにその肉団子は他の家族にも大好評でした!
保存にちょっとしたひと手間を加えることで、
日持ちがよくなるだけでなく、家族からも「料理の腕が上がった?」
なんて言われることもあるかもしれません!ぜひお試しください。
腐った鶏肉の見分け方
次のような場合は腐っていると思われますので、
食べない方がよいでしょう。
・ すっぱいにおいがする
・ 変色している(青や緑)
・ 白いポツポツがある(白カビ)
・ 粘ついた液体が出ている
冷蔵庫で保存していると、においがわかりにくいときがあります。
その場合は、薄くスライスしたものをレンジで加熱してみます。
腐っているときは、加熱すると異臭を放ちます。
また、スーパーで鶏肉を選ぶときには、
新鮮なものを選ぶようにしましょう。
特に肉汁が出ているものは古くなっている証拠です。
新鮮な鶏肉は、厚みとツヤがあって、肉が締まっています。
皮つきの鶏肉の場合は、毛穴が大きく盛り上がり目立つものが新鮮です。
買ったときに表示されている賞味期限も、
上記の保存方法のくだりでご紹介した賞味期限も、
あくまでも目安にすぎません。
賞味期限内であってもダメなときはダメです。
特に夏場は食材が傷みやすい季節です。
しっかり自分の目と鼻で確認してから食べるようにしましょうね!
まとめ
鶏肉の保存方法と賞味期限についてご紹介してきました。
鶏肉は腐りやすいので、
長期保存の場合は冷凍という点をぜひ覚えておきましょう。
保存のポイントは、冷蔵も冷凍も、水気をふきとることと
空気に触れないようにすることです。
可能であれば、下処理をすることで、さらに使い勝手がよくなります。
暑さで体力が落ちる夏。
さっぱり食べやすい鶏肉料理で、今年の夏も元気に乗り切りましょう!
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