ごぼうが腐るとどうなる!?賞味期限や痛みなし新鮮ごぼうの見分け方は?
食物繊維たっぷりで、日持ち食材のごぼう。
煮物にしたりサラダにしたりと万能ですが、いざ使おうと思ったときには、
これいつ買ったんだっけ?食べられる?と心配になることも。
そこで今回は、ごぼうの保存期間、
腐るとどのような状態になるのかについてお話します!
ごぼうの保存はいつまで?日持ちするの?
スーパーでは主に、泥つきごぼうと洗いごぼうが置いてありますね。
泥つきごぼう
泥つきごぼうの保存期間は、2~3週間程度と言われています。
賞味期限もそれくらいですね。
新聞紙に包んで、根が下になるように冷暗所に保存します。
長すぎて立てられない場合は、半分くらいに切って、
切り口に土をつけて新聞紙に包んで保存することもできます。
庭があるなら、土に埋めてあげると長期保存することができますよ。
洗いごぼう
洗いごぼうの保存期間は、4~6日程度と言われています。
保存する時には、湿らせた新聞紙に包んで乾燥を防ぐと良いでしょう。
常温でも保存可能ですが、夏場などの暑い時期は、
野菜室に入れて、冷蔵保存でも良いです。
ごぼうは腐るとカビがはえる?臭いは?
長期保存が可能なごぼうですが、どんな状態だと食べられないのでしょうか。
・異臭(酸っぱい臭い)がする
・カビが生えている
・ぐにゃぐにゃに柔らかくなっている
・干からびている
・ぬめりがある
このような状態は食べられないので、残念ながらゴミ箱行きです。
しかし、柔らかくなっているものでも、
切ったら中が筋張っている状態はまだ食べることができるので、
早めに使い切りましょう。
では、断面が赤やピンクになっている、
輪っか状の黒い線が入っている場合はどうでしょうか。
断面が赤やピンク
調理をしたときに、断面が赤やピンクになっていると、
ちょっとドキッとしてしまいますよね。
でも安心して下さい。おいしく食べられます。
これは、ごぼうの成分である、クロロゲン酸という
ポリフェノールの一種が酸化することによって起こる現象で、
赤やピンクに変色する事があります。
断面に黒い線が入っている
こちらもごぼうの成分クロロゲン酸が酸化したものなので、
食べることができます。
腐っているのかと心配になりますが、
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には
抗酸化作用があるので、捨てたらもったいないですよ!
また、ごぼうは緑色に変色することがあるそうです。
(私はまだ見たことがありませんが…)
それは、クロロゲン酸がアルカリ性の物質と反応した際になるそうです。
アルカリ性の物質には、重曹やベーキングパウダー、
こんにゃくなどがあり、このような食材と一緒に調理した場合に
起きやすいようです。
新鮮なごぼうの見分け方
せっかく買うなら、できるだけ新鮮で長持ちするものを選びたいですよね。
ごぼうは洗ったり切ったりすると、栄養素や水分がすぐに抜けやすいので、
洗いよりも泥つきごぼうの方が、味も鮮度も長持ちします。
洗いごぼうしかお店にない場合はきめ細かくしなやかな物を選ぶと良いですよ。
また、太くなりすぎるとス(空洞)ができてしまうので、
太さが均一で中くらいものがおすすめです。
そして、切り口を見て中にスがないかチェックしましょう。
ごぼうは、時間が経って水分が抜けてくるとスができてしまうので、
これらがないものを選びましょう。
更には、できるだけ真っすぐで、ひげ根が少なく、
先端がしおれていないものが新鮮な証。
ごぼうを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
まとめ
・ごぼうの保存期間は、泥つきごぼうは2〜3週間、洗いごぼうは4〜6日間である。
・ごぼうは腐ると、異臭がする、ぬめりがある、カビが生える。
・断面が、赤やピンク、黒い輪っか状の線が入っていても、食べられる。
・料理をしたときに断面が緑色に変色した場合でも食べられる。
・新鮮なごぼうは、泥つきごぼうであり、太さが均一で中くらいの大きさ、断面にスが入っておらず、真っすぐ伸びていて、ひげ根が少なく、先端がしおれていないもの。
食物繊維たっぷりで、長期保存が可能なごぼうですが、
切ったり洗ったりしたらなるべく早めに食べてくださいね。
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