雷でブレーカーは落ちる理由は?落雷で停電になった時の対処法まとめ

台風の時に雷が激しくなってきた!

そんな時、一番心配なのは停電ですよね。

 

雷がドカーンと落ちた瞬間に停電。

アニメでもよくあるシチュエーションです。

 

その時ブレーカーを見に行くシーンがありますが、

なぜ雷でブレーカーが落ちるのでしょうか?

 

停電になってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

今回は原因や対策をまとめました。

 

雷で漏電ブレーカーが落ちる原因は3つ

 

 

雷でブレーカーが落ちる原因は以下の3つです。

 

①雷によって漏電ブレーカーが誤作動を起こす。

 

漏電ブレーカーとは、配線や電気機器の絶縁の低下・破損が起こって

漏電した時に、速やかに電気を止めて感電や火災が起きないように

してくれる安全装置です。別名漏電遮断器ともいいます。

 

漏電ブレーカーは電気的ノイズに弱いです。

雷が発生する時に出る高周波が、漏電ブレーカーの誤作動を起こします。

 

最近の新しいものには誤作動が少ないそうですが、

古いものにはよくあるので、築年数の古いアパートなどは可能性が高いです。

 

②落雷で実際に破損が生じて漏電ブレーカーが作動する。

 

これは、先程説明した漏電ブレーカーが実際に作動した場合です。

安全装置が正常に働いたということになります。

 

③落雷して電柱のヒューズが切れる！雷の衝撃に設備が耐えられなかった。

 

これはブレーカーが落ちるというよりも故障の原因です。

電柱などに雷が直撃すると、巨大な電気エネルギーが発生します。

 

その力で電柱の変圧器を守るヒューズが切れたり、

変圧器が故障して停電します。

 

ヒューズとは、過電流による火災を予防するための電流遮断機です。

ブレーカーと目的は同じですが、遮断されてしまうと、

部品交換が必要になります。

 

コストは安いですが、交換の手間が必要になるので、

現代はブレーカーの方が多くなっています。

 

停電が起きた時の対処法

 

 

今回紹介する方法は雷が原因でない場合にも使えます。

ブレーカーが落ちる原因は、

雷の他に電気の使いすぎや雪・地震といったものがあります。

 

災害が起こった時にも使える対処法なので参考にしてください。

 

①暗くて見えない時は明かりを準備

 

停電になるとパニックになりますよね。

私が子供の頃に住んでいた地域は、

ド田舎で外からの明かりが一切ありませんでした。

 

台風の時に停電もよく起こっていたので、毎年パニックになっていました。

ですが、暗闇にパニックになって転んだりケガをすると大変です!

まずは落ち着いて明かりを準備しましょう。

 

一番てっとり早いのは懐中電灯ですね。

ろうそくでもいいでしょう。

 

スマートフォンのフラッシュという手もありますが、

何かあった時に充電がなくなるといけないので避けた方がいいと思います。

 

我が家では、懐中電灯を靴箱に入れて、

何かあった時のために場所を統一しています。

災害グッズも同じ場所に置いて、非常事態に備えています。

 

夫にも「ここに全部置いてあるからね。」と説明し、

お互い覚えておけるようにしていますよ。

 

まだ、引っ越して災害には遭遇していませんが、

「備えあれば患いなし」ですよね!

 

ちなみに懐中電灯はとても便利で、

テーブルの上に光る方を上にして置けば、かなり明るくなります。

 

子供の頃、停電になると毎年1週間は復旧しなかったので、

よくこの技を使っていました。

 

②ブレーカーが落ちているか確かめる

 

ブレーカーが落ちている場合は、オンにします。

その後電気のスイッチをつけてみましょう。

 

問題なく電気がつけば、復旧終了です。

つかない場合は、次の対処方法を試します。

 

③停電情報をリサーチする

 

まず、自分の地域の電力会社を把握しておく必要があります。

毎月支払いをしているので、問題ないかとは思いますが、

わからない場合は月々の料金表を確認してください。

 

賃貸マンションやアパートの場合は、

最初の契約の時にもらった書類に書いてあることもあります。

 

電力会社がわかったら、

インターネットで電力会社の名前と停電情報を入力して検索します。

 

原因が雷や雪なら復旧するまで待ちましょう。

復旧を待つ時、電気の照明のスイッチを切った状態だと

復旧気づけないので、スイッチはオンの状態にしておいてください。

 

④電力会社に電話する

 

インターネットに情報がない場合は、電力会社に電話しましょう。

自分の家のみ停電している場合は、原因や対処法を教えてくれると思います。

その指示に従うようにしてください。

 

※補足

雷や雪など天候が荒れておらず、他の家の電気がついている場合は、

電気の使い過ぎがほとんどの原因と思っていいです。

 

私はテレビを見る・エアコンをつける・ドライヤーで髪を乾かす

というのを同時にやってブレーカーが落ちたことがあります。

 

外の状況を確認して自分の家だけ停電している場合は、

電化製品のプラグを全て抜いてブレーカーをオンにしてみてください。

 

まとめ

 

 

対処法をあらかじめ知っておくことで、

もしもの時に冷静な対処ができますね。

まずは落ち着いて明かりを探せば大丈夫ですよ!

 

明かりがあるというだけで心は落ち着きます。

もしもの時のために、今回の対処法を頭の片隅に置いておいてくださいね。

 

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