意外と長い!灯油ポンプの正式名称は〇〇だった!元の名前はまた別!
灯油を手動で給油する時に使う、
赤い膨らみの付いたアレ。
あなたは正式名称を言えますか?
「灯油ポンプ」や、「プシュプシュ」と
呼んでいる人がいるかもしれませんね。
でも、元の名前はまた別にあるんです!
今回は知っておいて損はない、
灯油ポンプの正式名称について紹介します。
灯油ポンプの正式名称は「石油燃焼機器用注油ポンプ」
灯油ポンプの正式名称は
「石油燃焼機器用注油ポンプ」です。
意外と長くないですか!?
いつもの独自の呼び方なら
もっと短く言えますもんね。
私は「灯油のプシュプシュ」と呼んでいます。
大体これで通じますもんね。
この正式名称は、
日本工業規格「JIS」に定められているものです。
元の名前は生花水吸取器だった!
実は、最初から石油燃焼器用注油ポンプ
という名前ではありませんでした。
一番元の名前は生花吸取器だったんです。
その後にも名前を変えつつ、今に至るんです。
結構歴史が長いんですね~。
時代は1907年までさかのぼります。
1907年にゴム球を使って、
花瓶の水を排出することを目的として作られた手動ポンプが、
「生花吸取器」という名前で特許を取っています。
そして、花瓶の水を排出するためのものとして
世に出て行ったわけですが、
1947年にこれに逆流防止弁が付いたものが
特許を取ることになります。
名前はなんと「醤油ちゅるちゅる」です。
えっ!?と聞き返したくなるような名前ですよね。
私たちのイメージとしては、
灯油の給油に使うものですもんね。
実はこれを発明した人は、
あの有名なドクター中松さんです。
灯油ポンプを元に発明したとご本人が発言しており、
実は少し造りは違います。
違う箇所は空気ポンプがないというところだけで、
見た目もほぼ同じですし変わりはないんですがね。
私も画像で確認しましたが、
ほとんど変わりはなかったですよ!
そして、時代を経て1963年に
今の石油燃焼機器用注油ポンプという名前になりました。
最初の名前から今の名前になるまでに、
56年もかかっているんですね~!
長い歴史を感じます。
途中で金属製からプラスチック製になり、
一般家庭に普及するために
空気タンクの部分を改良されたりしています。
今、私たちが使う形になるまで
色んな人の努力が垣間見えて感動しますね!
100均だと「灯油ポンプ」の名前で売っている!
正式名称について紹介しましたが、
実は100均だと「灯油ポンプ」の名前で売っているんです!
「な~んだ!正式名称覚える必要はないか!」
って安心しますよね。
100均の店員さんに場所を聞く時も
「灯油ポンプありますか?」で通じると思います!
店員さんに正式名称で尋ねると、
意外に理解してもらえないことってあるんですよ。
私が以前フォトプロップスが欲しくて聞いた時も、
ちんぷんかんぷんって顔してました。
フォトプロップスはヒゲや眼鏡のイラストのついた厚紙に棒が付いていて、
写真を撮るときのアイテムです。
「ヒゲとかハートに棒のついた、写真撮る時に使うやつありますか?」
って聞いたらすぐに伝わりました。
なので、灯油ポンプでも十分伝わるんですよ~!
場合によっては「灯油のプシュプシュ」でも
分かってくれる店員さんはいるかもしれませんね。
ちなみに100均で買うよりも、ホームセンターで買う方が安い
なんて情報を耳にしたことがあります。
あまり安すぎてすぐ壊れてしまっても困りますけどね。
ホームセンターでも「灯油ポンプありますか?」
と聞けば伝わると思うので、安心してくださいね~!
まとめ
今回は灯油ポンプの正式名称について紹介しました。
絶対に覚えておかないといけないことではありませんが、
知っておいて損はないですよね!
友人との間で話のネタが切れた時なんかには、
「ねぇねぇ知ってる?」と使えるかもしれません。
あなたもぜひ自慢気にお話してみてくださいね!
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