ストーブの電源がつかない時に確認する4つの事はこれ!
毎年冬に大活躍の我が家のストーブ。
いつもと同じように
電源をつけようとすると、「ん!?つかない!」
こんなことがあると焦ってしまいますよね。
特に冷え込む日は絶望を感じてしまいます。
ですがこういう時こそ、
ゆっくり落ち着いて対処する必要があります!
今回は、ストーブの電源がつかない時に
確認する事をまとめました!
電源がつかない時の確認事項は4つ!
電源がつかない時、確認したいことは次の4つです。
・灯油がちゃんと入っているか
・灯油コックは開いているか
・コンセントは差し込まれているか
・ストーブのフィルターがホコリなどでつまっていないか(ファンヒーターの場合)
コンセントが差し込まれているかについてですが、
石油ストーブの場合は、電池が切れていないか
を確認する必要があります。
石油ストーブには電池式というものがあります。
なぜ電池が必要かというと、
点火するためにニクロム線というものがあるのですが、
その電源のために電池を使うんです。
ストーブといえば、
電化製品なのでコンセントを使うイメージが強いですよね?
私も電池を使うと
初めて知った時はビックリしました~!
この形態になって40年は経っているので、
長い歴史があるんですけど、
知らない人は多いんじゃないでしょうか?
この4つの確認事項をクリアしているのに、
電源がつかない場合はリセットボタンを押してみましょう。
それでもダメなら、
ここでやっと修理の問い合わせです。
最近のストーブは、
安全装置や温風を送るための送風機などたくさん部品がついています。
もしかしたらそのせいで
故障しているかもしれないんですよ!
そうなると素人にはお手上げですよね!
我慢せずに問い合わせてみてくださいね~!
ストーブを燃焼する時に必要なものは3つ!
灯油を使って燃焼させるタイプのストーブでは、
・灯油
・着火するための熱源
・空気
この3つが必要となります。
「灯油が必要なのは当たり前じゃ~ん!」
と思うかもしれませんが、古い灯油ではダメです。
劣化していなくて、水などが混じっていない
新しくて純粋な灯油が必要となります!
着火するための熱源は、点火ヒーターのことです。
気化した灯油に熱が加わると点火します。
灯油だけでなく、
何かを燃やす時には酸素が必要ですよね?
空気がないと燃焼することができません。
この3つの必要なものが揃っていない環境では、
ストーブは点火しません。
ストーブの種類別掃除の方法を紹介
ストーブが故障した時は、
焦らず対応することも大事ですが、
ストーブの故障を予防することも大事です!
自分でできること
といえば、やはり掃除ですね!
今回は石油ストーブと電気ストーブ、
そして石油ファンヒーターの種類別に掃除の方法を紹介します!
<石油ストーブ>
石油ストーブの中にも種類があって、
主に反射型タイプと対流型タイプの2種類です。
反射型タイプは、
放射熱で壁や床を温めることができるものです。
簡単にいうと、一般家庭によくある
焼き芋を乗せられるタイプです。
対流型タイプは、暖かい空気で対流を起こして
部屋全体を温めることができます。
上にやかんを乗せてシューシュー言っている、
白いイメージのストーブですね。
私のイメージとしては、
昔の職員室にあったあれです。
「2つタイプがあるってことは、掃除道具や方法が違うの!?」
と心配になりますが、実は大差ありません。
~準備物~
・新聞紙
・雑巾
~方法~
①中に入っている灯油を全部抜く
去年の灯油が中に残っているようなら
全部抜いておきます。
先ほど伝えたように、
灯油は新しくて純粋なものを使わないといけません!
前回の灯油なんか
とっくの昔に劣化しちゃってますよね。
少量の場合は、
新聞紙に吸い込ませて捨てましょう。
大量の場合は、灯油を買った場所に持っていけば
引き取ってもらえますよ~!
覚えていない場合は、
ガソリンスタンドに持って行ってみてくださいね。
②空焼きする
灯油を抜いたら、空焼きします。
火がつかなくなるまで運転します。
これをすることで
灯油を完全に使い切ることができますよ!
火が自然と消えるまでじっくり待ちましょう。
➂中央の筒の周りを掃除する
空焼きした後、しっかり冷めたか確認して
ストーブの下に新聞紙を敷きます。
冷めたのを確認したら、
中央の熱を発する筒状の部分を掃除します。
しっかり掃除をできるように分解しましょう。
筒状の部分にはススやホコリが付いています。
なんだか火事とかになりそうで怖いですよね~!
しっかり雑巾で掃除していきましょう。
反射型ストーブの場合は、
筒の後ろについている反射板の部分にも、
ススやホコリが付いています。
ここもしっかりキレイにしましょう!
ちなみに雑巾は濡らさず乾き拭きで良いですよ!
④組み立て直す
元にしっかり戻して掃除は終了です。
私が実家にいた頃は、
反射型の石油ストーブを使っていましたが、
祖母がよく掃除していました。
当時70歳は超えていましたが、
高齢者でも掃除できていたので、
そんなに難しくないと思いますよ~!
<電気ストーブ>
石油ストーブが禁止の賃貸マンションもあるので、
都会の人は電気ストーブの方が
馴染みがあるかもしれませんね。
ですが、実はストーブが原因の火災は、
70%が電気ストーブのせいなんです!
これは驚愕の事実ですよね!
火災予防のためにもお掃除は必要ですね!
~準備物~
・雑巾
~方法~
①網の部分を外す
発熱体を覆っている部分の網のことです。
この網は大体のものが外せるようになっています。
外せないものについては、
掃除機を使ってホコリを吸い込みましょう!
②内側のホコリを掃除する
網を外した内側の部分のホコリ掃除をします。
雑巾で拭きますが、乾き拭きで大丈夫です!
濡らした雑巾で掃除をすると、
故障する原因となるので注意してくださいね!
➂外した網を取り付ける
網を取り付けて終了です。
電気ストーブの場合は、
灯油を使わないので比較的簡単に掃除できますね!
我が家も今は電気ストーブを使っていますが、
1か月毎くらいで掃除しています。
<石油ファンヒーター>
これはストーブではありませんが、
耐震機能やタイマー機能があるので
使っている割合が多いです。
石油ファンヒーターには、
電源がつかない時の確認事項で紹介した
フィルターというものがついています。
ファンヒーターの裏側を見てみると、
プロペラを覆っている網目状のところがあります。
ここにホコリが付いてしまうと、
目詰まりして部屋を温める機能が落ちてしまいます!
ストーブよりも掃除頻度が多く必要で、
1週間に1回の掃除が目安です。
~準備物~
・雑巾
・掃除機
~方法~
①ファンヒーターの本体を乾き拭きする
実はファンヒーター本体にも
結構ホコリがついています。
電源を切った状態で、
しっかりと乾き拭きしていきましょう。
②フィルターを取り外す
大抵の機種は、フィルターの上の方に
ツマミが付いています。
そこを持って持ち上げると、
簡単に外すことができますよ。
ツマミがない場合は、
ネジで取り付けてあるものかもしれません。
無理やり力任せにやらず、
取扱説明書を読んで外しましょう。
➂掃除機でフィルターに付いているホコリを取る
エアコンのフィルター掃除の要領で、
ホコリを掃除機で吸い取ります。
ひどい汚れの場合は、
フィルターを水洗いしても大丈夫です!
ただし、水洗いした場合は
しっかり乾かしてから使ってくださいね!
水気が付いているまま使うと、
故障の原因になったり、
フィルターがカビたりします。
④組み立てる
掃除が終わったら元通りに組み立てて終了です。
週に1回の頻度で掃除をすると聞くと、
やる気が失せそうですが、使うものは掃除機と雑巾だけなので、
他の掃除のついでにやるといいですよ~!
まとめ
今回はストーブの電源がつかない時に確認する事と、
故障を予防するための掃除方法を紹介しました!
とにかく電源がつかなくても、
焦らず確認事項をチェックしてみてくださいね!
ネット上では、自分で分解して故障原因を探った人もいますが、
素人はやらない方が良いです!
分解して組み立てした時に間違っていると、
それこそ使えなくなっちゃいますよ~!
そして、故障を予防するための掃除も肝心なので、
しっかり掃除してくださいね!
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