七五三の着物は“ポリエステルで洗濯”と“正絹でレンタル”のどっちがいい?
七五三のお祝いは、3歳、5歳、7歳と
子どもの成長を祝う日本の年中行事です。
でも子どもの成長は速いし、新しく買った服もすぐに着られなくなるもの。
そんな時、七五三の着物は購入したほうがいいの?
それともレンタルで借りたほうがいいの?と悩む方も多いはず。
そこで、それぞれのメリット、デメリットなどあげながら
それぞれ比較して行きたいと思います。
かかる費用は?
七五三と一口に言っても、各方面で出費が出るもの。
だいたい4つの項目で出費があるようです。
1、衣装代・ヘアメイク・着付け
2、初穂料・玉串料
3、撮影料
4、食事代
基本的には、この4つの費用がかかってきます。
総額としては、60,000円〜150,000円くらい。
2の神社に収める出費以外は、お金をかけてしまえばキリがないですからね…。
私自身(女)のかかった出費のことを両親に聞いてみました。
父が式場関係に勤めていたこともあり、
ある程度社割で安くなったそうですが、100,000円ほどだったそう。
また足りない分は、両家の祖父母に出してもらったとか…
幸せ者です。
当時の相場とは少し違って来るかもしれませんが、
「誰がどのくらい出すか」ということは重要ですね。
それが決まることで、何を重点的に考えるかが変わってきます。
今回は、「衣装の場合」なので本題に戻りますが、
費用面での相場は、安く抑えて15,000円、高いと60,000円ほどのようです。
現実的に考えると、これくらいでしょうか。
素材やデザインによっては200,000円くらいのものもありますが、
本記事では、だいたい一般家庭が出せる相場として考えたいと思います。
レンタルと購入品のメリット・デメリット
まず、レンタルと購入品の費用面での違いは、
ちなみに小物などのセットも含みます。
セットは含まれていないのでここに追加で小物なども購入します。
値段だけ見ると、レンタルはセットでお得です。
私だったら、例えば忙しい時はあれこれ準備も省けるレンタルにします。
その場合の、レンタルと購入品での双方メリット、デメリットをあげるとすれば…
メリット→セットで借りられる・自分で洗わなくて良い・保管しなくても良い・成長に合わせて買い換える必要がない
デメリット→レンタルの予約が変更できない・その都度借りるので費用がかかる
メリット→急にサイズが変わらなければ着回しが効く(お雛様、お正月参り、結婚式など)・同性の兄弟ならお下がりとして引き継げる
デメリット→自分で管理、保管しなければならない
いかがでしょうか。
どちらもメリット、デメリットがありますね。
費用面では、セットで借りられる場合の多い
レンタルの方が良いかと思われますが、
色々な行事ごとに(もしかして)着ることを考えると、
購入の方がコスパはいいのでは…?
と一概にどちらが良いとは決められませんね。
しかし親心としては、
たった一人の我が子に送りたいと思われる方も多いのでは?
でも購入となると管理面で苦労しそう…次の項では管理について書いて行きます。
購入した着物の管理方法、洗濯方法
購入する場合、どうやって管理したらいいの?と困ってしまいますよね。
母に聞いたところ、
「買っても絹なんてクリーニングに出したら高いし、虫食いにあったら勿体無い!」
とのことでしたが、まさにその通り。
せっかく購入した正絹の着物に穴が空いてしまうのは辛いですね。
ただこのような意見ももらいました。
「ポリエステルなら自分で洗えるし、
少し値段をあげれば絹に近い風合いの着物もある」とのこと。
確かに、洋服でも新素材でシルク加工の施されたポリエステル生地があります。
そう考えるとポリエステルの着物の方がコスパ良いのでは?
また、ポリエステル着物は自宅で洗濯ができます!
その際気をつけるポイントとしては…
1、必ず洗濯ネットに入れる
2、手洗いモードかおしゃれ着モードで洗う
3、柔軟剤を入れて静電気防止に
以上の三つです。
成人用の着物なら畳み方などもう少し留意点がありますが、
小さい子供用なので、ぐしゃぐしゃになっていなければ大丈夫です。
また、ポリエステル素材はシワになりにくいので、
アイロンを当てる必要もありません。
しかも、丈が短いので畳んでしまうのも簡単ですね。
詳しい畳み方は以下の動画をご覧ください。
まとめ
1、総費用の下調べをよくすること
2、その上で行事ごとに着ることを考えたら購入品の方がコスパ良し
3、ポリエステルの子供用着物は管理が楽
いかがでしたでしょうか。
これで、来たる七五三に備えて準備ができますね。
ただポリエステルは楽といっても丁寧に扱うのは基本なので、
洗濯表示を確認してから洗ってくださいね。
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