寒中見舞いを出す時は一言添えてみよう!手書きのメッセージの例文を紹介!

年賀状を出し忘れた、喪中だから年賀状の代わりに出したいなど、

寒中見舞いは冬の挨拶状として活躍してくれるものです。

 

何故か固く考えてしまい、

「寒中見舞いって手書きのメッセージを入れていいのかな?」

と迷ってしまう人が多いようですね。

 

大丈夫です!

 

今年は一言添えてみましょう!

 

今回は、寒中見舞いの手書きのメッセージの例文を、

注意点と一緒に紹介していきます。

 

寒中見舞いの基本

まずは、基本の書き方についてお話しておきます。

寒中見舞いの書き方は、

 

①季節の挨拶 ②先方の安否をたずねる文 ③自分の近況や、昨年のお礼などの文 ④先方の無事を祈る文 ⑤日付

 

という順になります。

この順番は、友人であろうが、目上の人であろうが共通です。

 

そして、間違ってはいけないのが、

「あけましておめでとうございます」

という文は使わないことです。

 

様々な理由で寒中見舞いを出すことが多いとは思いますが、年賀状とは別のもの。

寒中見舞いを出す意味は、寒い冬の中相手の体調を気遣うお便りです。

 

私は昔年賀はがきを出すのを忘れて、友人に寒中見舞いを出したことがあります。

 

その時は寒中見舞いの意味を知らず

「あけましておめでとう!」

と大胆にカラフルな字で出したことがあります。

 

小学生の頃の話ですが、今考えると

「大人になってやらなくてよかったな～。」

と思います。

 

私のように恥ずかしい思いをしないよう、気を付けてくださいね!

 

寒中見舞いの例文【友人編】

ではさっそく友人に出す例文から紹介していきましょう。

 

その１

寒中見舞い申し上げます 寒い日が続いていますが　いかがお過ごしでしょうか 昨年はいろいろとお世話になりました おかげさまで　体を壊すことなく順調に過ごしております まだまだ寒い日が続きそうなので　お体を大事にしてくださいね 平成〇年　×月×日

 

と、このように固い感じになってしまいます。

もっと砕けた関係ならば、少しくずした感じでもいいと思いますよ。

 

そして、お気づきの方もいるかもしれませんが、

寒中見舞いでは句読点は使いません!

 

これって意外と知られていないマナーなんです。

 

実はこれには理由がちゃんとあります。

句読点には、文字をうまく読めない人に使われていたものなんです。

 

なので、敬意を払うべき相手には使うべきではないとされています。

だらだらと長文になってしまう場合は、改行をするといいですね。

 

その2

寒中見舞い申し上げます 寒い日が続いていますが　風邪は引いてませんか? 昨年はたくさん一緒に遊ぶことができて幸せでした! 今年もたくさん遊べるといいね まだまだ寒い日が続きそうなので　体調を崩さないようにしてね 平成〇年　×月×日

 

仲の良い友人ならこれくらいくだけてもいいかなと思います。

 

「なんて失礼な常識のない文を送ってくるんだ!」

なんて言う人はいないでしょうからね。

 

手紙を書くような感じでいいですよ!

 

寒中見舞いの例文【年賀状遅れ編】

 

寒中見舞い申し上げます 年賀状を頂きありがとうございました ご挨拶が遅れ申し訳ございません 遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます また改めて〇〇様にお伺いさせていただければと考えております 新年も皆様にとりまして良い年でありますよう心から願っております 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます 平成〇年　×月×日

 

年賀状遅れの場合は少し基本の書き方とは違い、

体調を気遣うというよりも新年の挨拶というところに焦点を当てていますね。

 

年賀状を送れなかったことへのお詫びの文は必ず入れた方がいいと思います。

 

寒中見舞いの例文【喪中の上司編】

喪中の相手には年賀状を出しませんが、

仕事の上司やお世話になっている人の場合は

寒中見舞いとして出した方がいいでしょう。

 

喪中の例文を書く前に気を付けてほしいことがあります。

 

それは、写真付きのハガキを送らないことです。

 

写真付きのハガキの写真の内容って、結婚式の写真だったり、

子供の写真だったりが多いですよね。どれもめでたいイメージです。

 

それを喪中の人に送るというのは、マナー違反でありモラルの問題といえます。

 

そしてもう一つは、出す期間です。

 

寒中見舞いはもともと1月7日～2月4日に出すのがマナーなのですが、

上司なので1月7日に届くようにしておいた方がいいです。

 

では、例文を紹介していきます。

 

寒中お見舞い申し上げます 喪に服しているとのことで　年始のご挨拶は控えさせていただきましたが 皆様お変わりありませんか おかげさまで私どもは風邪をひかずに元気に過ごしております 寒さもまだまだ続きますが皆さまのご健康をお祈り申し上げます 平成〇年×月×日

 

このように、相手を気遣う文章を入れておくといいでしょう。

 

この場合、上司とのやりとりなので、特に間違えて

句読点をつけないように注意してくださいね!

 

寒中見舞いの例文【自分が喪中編】

自分が喪中の場合、上司はその事情を知っていることがほとんどですが、

年賀状が出せなかったことと、お世話になったお礼をしっかり書くようにしましょう。

 

寒中お見舞い申しあげます 厳寒の折　いかがお過ごしでしょうか 喪に服しており　年始のご挨拶は控えさせていただきました 昨年は大変お世話になりました 今年度もご指導のほどよろしくお願いします まだまだ寒い日が続くようですので　どうぞご自愛ください 平成〇年　×月×日

 

まとめ

今回は寒中見舞いに添える手書きのメッセージについて紹介しました!

 

友人の場合は気楽に書いても大丈夫ですが、

上司の場合はしっかりと気合を入れて丁寧に書いてくださいね!

 

特に句読点を使わないことと、出す日付については注意が必要ですが、

これさえ押さえておけば問題なく出せますよ。

 

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