エアコンのドライ機能はなぜ寒い?上手な除湿で洗濯物を乾かそう!
洗濯をしたのはいいけど今日の天気は雨・・・
ベランダに干せなくてどうしよう?部屋干ししようかな…
部屋にひととおり洗濯物を干して
「エアコンにはドライ機能があるじゃない!」
と思い出して使ってみたことがあります。
しかし、思惑通りじめじめが簡単にカラッと!・・・とはいかず、
何故か段々寒くなる室内。
「これってどうして?除湿しているはずなのに」
「じゃあこの洗濯物どうしたらいいの?」
と困ってしまいますよね。
そんなときの対処法をご紹介します!
エアコンのドライ機能はなぜ寒い?
ドライのスイッチをオンにすると、
どんどん温度が下がって冷房を入れているときより
ぐっと寒くなってしまいますよね。
これはどうしてなのでしょうか。
部屋の湿度を下げるためには
空気中の水分を取り除く必要があります。
エアコンはまずじめじめした空気を吸い込み、
内部の熱交換器で熱を奪います。
それにより、空気の中に溶けていた水分を集めます。
そしてその水分を屋外に排出し、
カラッとなった空気を部屋に戻すのを繰り返しているのです。
エアコンは冷たい空気や温かい空気を吐き出すだけでなく、
吸い込むこともあるなんて知りませんでした!
ちなみに我が家のエアコンはランドリーモード
という洗濯物を乾かすのに特化した機能がついていますが、
ホームページには
「ランドリーモードは部屋干しの洗濯物の乾燥を優先した機能です。
運転中は室温調整機能が働きませんので、
お部屋に人がいないときにお使いください。」
という旨の注意書きがしてあります。
これを以前使ってみたら確かに温度がぐんぐん下がり、
とてもじゃないけどその部屋では過ごせないなと思いました。
サーキュレーターを足すと二倍除湿が速くなる!クーラーで洗濯物もよく乾く
どうやって湿度を下げているかはわかったけど・・・
洗濯物が乾くまで長時間寒いままは辛いですよね。
ドライモードだけでは、三時間経っても乾ききらず
自然乾燥より少しましな程度だそうです。
「三時間も部屋が寒いままで結局乾いていない!」
となると悲しくなってしまいますよね。
こんなときはサーキュレーターを足しましょう。
これだけで、三時間後にはほぼ乾燥の状態になるそうです!
部屋の湿度を下げるだけでは洗濯物を乾かす目覚ましい効果はなく、
風量も弱いのでピンポイントで乾かすのは難しいそうです。
ポイントは、サーキュレーターの風で
洗濯物の周りの空気を入れ替えながらドライを併用することです。
サーキュレーターは下からあてて、
じめじめした空気をしっかり押し出していくのがポイントだそうですよ。
サーキュレーターと扇風機の違い!
実は冷房の方がはやい!
部屋の湿度を下げるためのドライ機能ですが、
先ほども少し触れたように風量はありません。
実は・・・部屋干しの乾燥にはドライより、
風が出る冷房の方が向いているのです。
こちらもサーキュレーターを併用することで、
なんと二時間後には乾ききらせることができるとのこと。
二つの方向から風が当たるので、早く乾かすことができます。
ポイントは、冷房の風量を最大にすることだそうです!
再熱除湿のエアコンとは?
実はドライでも寒くならないエアコンがあるのです。
それが、再熱除湿式です。
どのエアコンでも搭載されている方式ではなく、
各メーカー上位機種で使うことができます。
エアコンはたいてい弱冷房除湿か再熱除湿のどちらかだけですが、
富士通とコロナの製品では両方搭載されていて、
どちらの方法で除湿するか選べるものがあるそうですよ。
今後エアコンを選ぶ際はそこも注目してみたらいいですね。
ただ、一度冷やした空気をまた温める段階があるため、
通常の弱冷房除湿よりも電気代が上がってしまう点で注意が必要です。
エアコンのドライは冷房よりも電気代がかからない?それホント!? | 常識を疑え!
まとめ
1.ドライは部屋の空気を冷やして除湿しているから寒い!
2.ドライ機能にサーキュレーターを併用してスピードアップ
3.風の出るエアコンの方が早く乾く
4.再熱除湿のエアコンなら部屋の温度が下がらない
ドライ機能は弱冷房除湿だと寒いし、
洗濯物が外に干せないからといつまでもゆっくり乾かしていると
雑菌が繁殖して嫌な生乾き臭もしてきてしまいますよね。
サーキュレーターを併用したり、 ドライの寒さを解決したエアコンも検討してみて
しっかり早く乾かしてしまいましょう!
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