小学生に起こる仲間はずれは男子にもある!その原因と対策について

小学生の女子は、すぐにグループを作りたがるけど、

男子はあっさりとしていて、色んな子と仲良くできる。

そんなイメージはないですか？

 

私は娘しかいないので、女子の付き合い方に比べて、

男子はさっぱりとしていて楽なんだろうなと、勝手に思っていました。

 

ところがところが。

実際には、そんなことはないんですね！

男子には男子の、グループ内での付き合い方の難しさがありました。

 

女子に特有だと思っていた仲間はずれも、

小学生男子にだって、普通に起こっているんです。

 

では、息子が仲間はずれにされてしまったとき、

親としてはどうすればいいのでしょうか。

また、その原因は何なのでしょうか。

 

ここにまとめたので、

友達関係のトラブルが起きた時の、参考にしてみてくださいね！

 

小学生男子のシェルターとなり、プライドを守れ！

 

もしも、我が子が仲間はずれになってしまったとき。

言ってはいけないＮＧワードがあります。

 

「あなたに原因があるんじゃないの」

「何か、怒らせるようなことをしたんでしょう」

 

集団で行動するようになった子供にとって、

仲間はずれにされるというのは、とても傷つくんです。

 

たとえ、こちらに原因があったとしても、

そのことで責めてはいけません。

 

まずは、ゆっくりと子供の話を聞き、

気持ちを受け止めてあげましょう。

 

逃げ込める場所がないって、とてもつらいんですよ。

 

我が家の場合、息子ではなく娘ですが、

仲間はずれにされたことは何度もあります。

 

ある時、数人で友達の家に遊びに行ったところ、

「〇〇ちゃんは入らないで」

と一人だけ、玄関で追い出されたそうです。

 

私はその話を聞いて腹が立ちましたが、娘の話を聞くのが優先だと思いました。

「つらかったね、よく怒らずに帰って来たね、えらかったね」

と、同調して、悔しがる娘を受け止めました。

 

小学生って、残酷な事を平気でしたりするんですね。

 

でも、娘はそれで落ち着いたのか、

しばらく泣いた後は、けろっとしていました。

 

その友達は、以前からよく、グループの中の一人だけをターゲットに、

外そうとすることが多かったんです。

 

それまでは、娘はそのグループにいたかったので

ある程度のことは、我慢していました。

 

でもその件があった後は、その友達とは遊ばず、

他の子と連れるようになりましたよ。

 

話を聞いてもらえるだけで、

子供はストレスを解消できたりするんですね。

 

それから、もし友達とトラブルになってしまっても、

先走って担任に話したりするのは、ちょっと待ちましょうね。

 

男子ってプライドが高いんです。

 

親が勝手に学校に報告することで、

「話してほしくなかったのに」

と傷つく場合があります。

 

まず、内容をきちんと把握したうえで、

先生に相談するかどうかを決めましょう。

 

もちろん、悪質ないじめや暴力は、例外です！

 

仲間はずれは仲間を作ろうとして起こることがある

 

小学校３、４年くらいは、ギャングエイジと呼ばれています。

 

親や大人から離れて、

これまで以上に友達や仲間と活動しようとする時期なのです。

 

つまり、グループを作って、

親には分からない世界を作っていくんですね。

 

グループを作るということは、

そこに入れない子や、入ってもはみ出してしまう子も出てくるわけです。

それが、仲間はずれに繋がります。

 

集団で行動するようになると、

・リーダーシップを取ろうとする子（仕切りたがる子）

・強い発言に流されてしまうおとなしい子

・ちょっと個性の目立つ子

などなど、それぞれカラーの違いが浮き彫りになります。

 

そうすると、ちょっとしたきっかけで、

仲間はずれが起こってしまうのです。

 

子供に限らず、集団って、

異質なものを排除したがりますよね？

「空気が読めない」

「金銭感覚が違う」

などなど、大人でも心当たりがあると思います。

 

それが、小学生になると、

暴走して仲間はずれに発展してしまうんですね。

 

私の知り合いの息子も、

ちょうどそれくらいの頃に、仲間はずれに遭いました。

グループ内で流行っていたゲームを持っていなかったことが、原因でした。

 

大人からすると、

「他の遊びをすればいいのに」

と思いますが、子供の世界ではそうもいかないんですね。

 

その子は結局、ゲームを買ってもらうことになり、

知り合いは、納得がいかないけど仕方ないと言っていました。

 

我が子が仲間はずれになることを防ぐのは、

正直、難しいと思います。

 

それでも、息子が何かＳＯＳを出していないか、

しっかりと見守ることで、対策を考えることはできます。

 

「手を離しても目は離すな」ですよ！

 

仲間はずれのＳＯＳを受け止めよう

 

仲間はずれが長期化すると、

子供は学校自体に行きたがらなくなるかもしれません。

 

そんな時に、

「学校は休んじゃダメ！」

「そんな理由は、休んでいい理由にはならない！」

と、無理やり学校に行かせることは、逆効果になってしまいます。

 

なぜなら、狭い子供の社会において、学校はほとんど全てだからです。

 

友達がいない＝学校は敵だらけ。

子供の感覚としては、こんな感じなんです。

 

そして、唯一安らげるはずの家から、追い出されてしまっては、

子供にとって逃げる場所がなくなってしまうんです。

 

集団の中で、どこにも入れない事って、

思ってる以上に孤独感が強いんです。

 

私の子供も、学校で友達とうまくいかないことが多く、

「休み時間が一番しんどい」

と言っていました。

一人で、何もせずに座っているのが苦痛なんですね。

 

こんな時には、無理に学校に行かせなくてもいいんです。

学校での緊張感から解放してあげて、家でゆっくり休ませてあげましょう。

 

私も実際、友人関係のトラブルで学校に行きたがらなかった子供を、

何度か休ませています。

 

この時は、自分の気持ちが落ち着いたのか、

翌日には何も言わなくても、自分から学校に行きましたよ！

 

仲間はずれは、大人が口を挟んでも、解決しない時もあります。

そういう時は、別の友達ができる方法を考えましょう。

 

・クラスでの仲間はずれなら、よそのクラスの友達を探す

・習い事で友達を作る

・スポーツクラブなどに参加させる

 

環境が変われば、子供の気持ちも落ち着きますよ。

 

まとめ

 

・小学生男子にも、仲間はずれは起こる ・我が子が仲間はずれにされてしまったら、まずはゆっくり話を聞こう ・先走って、相談なしに色々動くのは、プライドを傷つける ・学校に行きたがらない場合は、ゆっくり休ませよう ・別の友だちを作るきっかけを探そう

 

いかがでしたか？

 

よくよく考えてみれば、小学生の時の繋がりなんて、

一生続くものではありません。

ほんの数年の付き合いでしかないんです。

 

そこにこだわらず、広い範囲で友達を作れたら、

子供の視野も広がり、楽しく過ごせる場所ができますよ！

 

親も悩みますが、一緒に良い方向に向かえるように考えていきましょうね。

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