カラスのうるさい鳴き声にイライラ!誰でもできる効果抜群な撃退法!
カラスが朝から集まって「カーカー」大合唱されると、
うるさくて寝ていられません!本当にイライラがつのります。
それに、集団で鳴いているカラスは不気味そのもの…。
高いところにとまって下を見ているカラスも怖いですが、
塀などの低いところで鳴いていると「攻撃されるのでは!?」と
近くを通るのもビクビクですよね!!
でも町内会の一員のようにカラスは周りにたくさんいます。
最近のカラスは全く人を怖がらないし、
頭も良くて、こっちがタジタジです。
「カラスの生態」と「自分でできる対処や撃退法」を
知っておくといざという時に安心ですよ!!
繁殖期のカラスは攻撃的!
攻撃的になるのは、繁殖期の4~7月頃です。
以前会社の同僚が自転車で駅まで向かう途中、
毎朝カラスに後ろから頭を蹴られていました。
「あんなところに鳥の巣が!」と覗き込んだのが悪かったようです。
人目の付かない木の間に巣を作っていたので、
きっと「ハシブトガラス」が子育て中だったのでしょう。
「ハシブトカラス」は覗かれるのが大嫌い。
しかもカラスは人の顔を覚え、同じ人が通るたびに攻撃するんですって!
因みに私たちがよく見るカラスで
口ばしがふといカラスが「はしぶとガラス」
くちばしがほそいカラスが「はしぼそガラス」です。
とっても単純なネーミングですね…。
都会でよく見るゴミをあさっているカラスは「ハシブトガラス」です。
見通しの悪いところを好み、高い建物が密集している場所や木々の間を好みます。
髪型はモヒカン風。
田んぼなどの広くて見通しのいい場所には
「ハシボソガラス」が多くいます。
畑などでエサをツンツンしているのがこのカラスです。
髪型はリーゼント風。
カラスもその特性によって住み分けていたんですね。
子育ての終わるひと月くらい攻撃が続き、
なかなか遠回りもできず恐怖に怯えていました。
私は毎朝「今日も蹴られた??」とその日の様子を聞いては
笑ってしまいましたが、気軽に覗いてはいけませんね!!
繁殖期は要注意です!
カラスは薄暗い時間に起きて活動を始める
カラスたち、どこで寝ているか知っていますか?
実は公園や神社などの木をねぐらにし、
隠れるように集団で寝ているんです。
そして雀よりも早起きをして活動を始めます。
私たちはまだまだ寝ていたい時間帯です。
そんな時にカラスが縄張り争いなどのケンカを始めると、
早朝で静かな分とてもうるさく感じます。
カラスは年々増加していて、それぞれの縄張りが近距離で混雑しているんです。
特に繁殖期の4~7月は縄張り争いのケンカが多く、
ちょうど太陽が出る時間も早まって「早朝からうるさ~い!」となるんですね。
そんなカラスの撃退法ですが「捕獲」したり
「物を投げつけたり」する行動は法律で禁止されています。
ではどうしたらいいのか?? 調べたことをご紹介します。
効果抜群な撃退法はこの2つ!
撃退法1 テグスを張り巡らせる!
カラスは羽に何か当たることを極端に嫌がります。
もしベランダや庭に来る、というような場合は
テグスを張り巡らせると効果抜群です。
カラスが寄って来る原因のゴミなどを外に置かないことも重要です。
撃退法2 天敵に襲われた時の音を流す!
カラスの天敵タカなどの鳴き声を流すと、
危険を察知して逃げていきます。
カラスは頭がいいので「あそこには天敵がいる」と覚え、
近寄らなくなります。
カラスの撃退グッズも売っていますが、効果があるのは初めだけ。
「光るものが苦手」でCDをぶら下げておいても
「危険がない」と判断すると、またやってくるんですよ。
実家の畑もCD作戦は失敗でした。テグスも全体には張れず、
カラスが集まると「音作戦」で追い払っています。
↓カラス除け効果音です。
試してみてくださいね。
「カラス語」で移動させる実験
カラスの鳴き声を集めては「声紋」で視覚化して分析し、
40種類の「カラス語」を突き止めた先生がいます。
↓NHKのWEBサイトで特集されていました
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1030.html
「カ~カ~カ~」エサを見つけて知らせている
「カッカッカッ」警戒している
「クァ~クァ~」ねぐらに帰るよ
「ガァガァ」威嚇
「クァックァッ」縄張り宣言
文字では伝わりにくいですね~。
このカラス語を使って、人の迷惑にならない場所へ
誘導できないか実験しているそうです。
↓こちらはカラス語講座です(笑)
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/short_news/2017_1030_2.html
カラスがいろいろな鳴き方をしているのは知っていましたが、言葉を分析とは!
私も鳴き声が気になってきました。
「カ~カ~」鳴いている声で「あ~、エサ見つけたんだね」
なんてわかったらおもしろいですね~。
カラスは増える一方なので、カラスの生態を知って
うまく共存していくことも大切だな、と「カラス語先生」に共感しました!
まとめ
・繁殖期のカラスは気が立っているので要注意!
・カラスが寄ってこないようゴミの置き場に注意する
・カラスを許可なく捕獲や駆除をすると法律違反になる
・うるさい時は「テグス」と「音」でカラスを寄せ付けない!
・特に被害のない時は、必要以上に恐れずに共存も大切
私もカラスと目が合うとなんだか怖くて足がすくみます。
でも今回の記事を書いていたら
「カラスも普通に生活しているだけなんだなぁ」と感じました。
プチ情報ですが、「ハシブトガラス」も元々は山奥に生態していたそうです。
山が少なくなるにつれ、それと似ている
ビルやマンションのある都会へ移り住んだんですって。
ちょっと考えてしまうお話ですね。
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