バナナの食べ過ぎは太る?アレルギーや栄養素について知っておこう!
バナナダイエット中、もしくはダイエット中の間食にはバナナを食べているあなた。
バナナは、栄養素が豊富でダイエットの味方だと思っていませんか?
私もダイエット中、1日2本位バナナを食べていました。
お菓子を食べるよりは、身体に良いものを食べているし、
炭水化物と違って罪悪感なく食べれるのが良いですよね。
でも、バナナを上手に取り入れないと、ダイエットは難しいかも…
バナナを食べる時の注意点をご紹介します。
バナナの食べ過ぎは太る!
残念ながら、バナナの食べ過ぎは太ります。カロリーをみてみましょう。
- 100gあたり
・バナナ:86キロカロリー
・白ご飯(お茶碗一杯):約170キロカロリー
バナナ一本は、ご飯の半分。
ご飯を食べるよりは、バナナ1本を食べる方がカロリーは低いですね。
でも、これが2、3本となると、180〜270キロカロリーになります。
4本食べるとショートケーキ1個分になります。(ショートケーキは約340キロカロリーです!)
バナナと言えども、食べ過ぎはカロリーが高くなり、太ってしまいます。
間食に食べる場合も1本位が良いでしょう。
それでも小腹が空いた時には、カロリーや栄養を考え、
他のおやつを食べるようにしましょう。
実は怖いバナナアレルギー!腹痛だけじゃなく最悪の場合死亡することも!?
バナナの食べ過ぎで気を付けるべきことは、アレルギーです。
子供の頃にアレルギー が無かった人も、突然発症するケースがあるんです。
私の友人は、牡蠣が大好きで冬になるとよく食べていました。
でもある日牡蠣を食べると、じんましんが…
大人になって牡蠣アレルギーになってしまったのです。
大好きな食べ物がアレルギー対象になってしまう事は、本当に残念ですよね。
症状としては、
- じんましん
- 嘔吐、下痢
- 呼吸困難
- があります。
もし、バナナを食べ続けていて、腹痛になったり、
下痢をしている人は、バナナアレルギー になってしまっているかも…
一番怖いのが、アナフィラキシーショックです。
最悪、死亡してしまうこともあります。
食べ過ぎ以外で発症することもありますが、
食べ過ぎはその危険性を高めてしまいますよ。
バナナダイエットを続けていた人も、症状が疑われる時は
食べることをストップして、医療機関を受診するようにしましょう。
バナナダイエットで不足しがちな栄養素は?
下記は、1日に必要な成人女性の栄養とバナナ1本分の栄養を比較した表です。
代表的な栄養素をピックアップしたものであり、
下記以外にも必要な栄養素はありますので注意してくださいね。
成人女性 |
バナナ1本(100g) |
|
たんぱく質 |
50g |
1.1g |
炭水化物 |
250〜325g |
22.5g |
カルシウム |
650mg |
6mg |
カリウム |
2000mg |
360mg |
脂質 |
約55g |
0.2g |
マグネシウム |
270〜290mg |
32mg |
ビタミンB1 |
1.1mg |
0.05mg |
ビタミンB2 |
1.2mg |
0.04mg |
ナイアシン |
11〜12mg |
0.7mg |
葉酸 |
240μg |
26μg |
上記はバナナ1本分との比較なので、さすがに必要量摂ることは難しいですが、
代表的な栄養素のたんぱく質、炭水化物、カルシウムが不足していることが分かります。
たんぱく質は、筋肉や骨、髪の毛、爪、臓器、血液など体を作る全てに必要な栄養素です。
表では、必要量50gに対してバナナは1.1gしか含まれていません。
不足すると、筋力の低下や疲れやすくなったりします。
炭水化物(糖質と食物繊維)を見ても、大きく不足しています。
炭水化物は脳のエネルギー源です。不足すると、集中力の低下につながります。
カルシウムは、バナナは必要量の100分の1しか含まれていません。
カルシウムは周知の通り、丈夫な骨や歯を作る栄養素です。
摂りすぎる心配がほとんどない栄養素とも言われており、
積極的に摂取したい栄養素です。
紹介した3つ以外にも不足している栄養素があります。
バナナは栄養豊富ですが、1日の必要量と比べると不足しています。
食べ過ぎれば太る原因にもなるし、バナナだけでは栄養不足になります。
バナナダイエットをしている方は、一食分をバナナに置き換えていますよね。
残りの2食で不足している栄養素を補うように心がけましょう。
栄養不足で体重が減っても、身体を壊しては意味がありません。
健康的に体重が減るように、栄養素にも意識してダイエットするようにしましょう。
まとめ
1.バナナの食べ過ぎは太る!
2.バナナの食べ過ぎはバナナアレルギーになるかも
3.バナナダイエットに不足しがちな栄養素は、たんぱく質、炭水化物、カルシウム
”バナナダイエット”があるから、バナナはダイエットの味方かと思いきや、
実は太る可能性や、アレルギーを発症してしまう可能性もあります。
適量とバランスが大事ですね。
なかなか栄養素に注目してダイエットをする事は難しいですが、
バナナを上手に取り入れることで、ダイエット成功を目指してくださいね。
★★★メルマガ登録はこちら★★★