手縫いで作ろう!2種類の布の切り替えミニトートバッグの作り方を解説
「手縫いしかできないけど、自分の思いのままのバッグが作りたい!」
できたら良いですよね~。
ミシンがないとダメかとも思いましたが、
私なりにチャレンジしてみました。
A4サイズのコピー用紙くらいの大きさで…
と大雑把に取り掛かった結果、
なんということでしょう、
可愛く仕上がったではありませんか!
この喜びを誰かに伝えたい!
そして味わってほしい!
そんな想いをこめて私の作った、
布切り替えミニトートバッグの作り方を
ご紹介をしたいと思います。
トートバッグの型紙作りと布の裁断
今回はA4サイズのコピー用紙を
そのまま使って作ります。
縫い代は1センチですが、
定規や線引きが面倒なので
型紙ジャストサイズで切っていきます。
表の布はA4サイズが2枚、
底のほうの切り替えの布もA4サイズ1枚です。
切り替えの布は
片面から見ると半分ですよね。
でも底で繋がっているので、
半分に分けずに1枚で布を切り取ってください。
次に裏地用の布です。
表の布を全部繋げた分必要になります。
コピー用紙を並べて裁断する時は
ちょっと注意が必要です。
表の布は3枚繋ぎ合わせる分長さが短くなるので、
それに合わせるために、裏地はコピー用紙を
3枚並べた長さからマイナス4センチしてください。
それからもう1つ、
持ち手を作る布も切り出します。
二つ折りにして2.5センチ幅の持ち手にするので、
縫い代も含めて幅は7センチ。
お好みの長さで準備してください。
持ち手を作る
まずは持ち手を作ってしまいます。
布を半分に折りアイロンを掛けます。
さらに両端を1センチ内側に折り込みます。
接着芯があるなら、貼っておくと
持ち手が固くしっかりした仕上がりになりますよ。
貼る場合は持ち手の片面部分だけで大丈夫。
2.5センチ幅で切って
アイロン接着してしまいましょう。
きれいに折れたら
開いている辺を縫います。
持ち手は表裏両方から見える部分なので、
なみ縫いで「見せるステッチ」がおすすめです。
本体を縫う
持ち手が縫えたら本体に取り掛かりましょう。
表の布3枚を縫い合わせます。
それぞれ内側が表になるように重ねて、
本返し縫いや半返し縫いで縫っていきます。
3枚が1枚に繋がったら、
縫い代を開いてきれいに広げます。
表側を向けて、
ここで持ち手を縫い付けておきます。
後でバッグの口を縫う時にもう一度縫うので、
仮縫いのレベルで大丈夫です。
布の端から5ミリのところを
簡単に縫いとめてください。
(持ち手を少し長くとりすぎたと感じたので、
多めに飛びださせて長さ調節をしました)
持ち手が留まったら、
裏地とサンドイッチします。
表と裏、どちらの布も
中表に重ねてくださいね。
先に、短いほうの2辺(先ほどバッグの持ち手を付けたところ)を縫います。
全体が輪っかのように繋がりましたね?
一度広げて、バッグの口が真ん中、
バッグの底が両端になるようにたたみ直してください。
たたみ直したこの向きで、長い辺を縫います。
ここがバッグの脇になります。
ここでもポイントがあります!
片方の辺は普通に端から端まで
全て縫ってしまってください。(どちらでも大丈夫)
そして残りのもう1辺は、
バッグを裏返すための返し口を残して縫います。
この返し口は最後に表側から縫って閉じますので、
目立ちにくくするために裏地側に残しましょう。(写真では水玉模様の方です)
長丁場になってきましたが、
あともう一息です。がんばって!
先ほど縫った長い辺の縫い代を開き、
4つの角をそれぞれ重ねて
直角二等辺三角形に整えます。
バッグの底となるマチを縫います。
底の幅が広い方が良い場合は長くとり、
マチはなくても良いという場合は
この作業は飛ばしてしまって結構です。
さぁここまでできたら、
返し口からバッグを表に返しましょう!
マチの部分やバッグの口など、
アイロンを使うときれいに形が整いますよ。
開いている返し口をかがって
閉じれば完成です!
まとめ
長い縫い物、お疲れさまでした!
首や肩、バッキバキになっていませんか?
でもその辛さを上回るこの達成感、
最高ですよね。
手縫い仕上げなので、
あまり大きくて重いものを入れるバッグには
応用できないかもしれません。
小ぶりだからこそ
手縫いの温かみがでるのかな、
そんな感じもしますよね。
ポケットを付けたら、
もっと使い勝手が良くなるかも?
とアイデアも湧いてきます。
あなたもぜひ自分だけの作品を
手縫いで仕上げてみてください。
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