手縫いで仕上げるポーチの作り方はコレ!ボタン開閉タイプが超かわいい
普段使うメイク道具やメガネなどの小物、
しまっておくのにぴったりのサイズのポーチがあったら良いのに…
と思うことってよくありますよね。
既成のものは、100円ショップなどでもたくさん売られていて安く手に入るけど、
「ここがあともうちょっと〇〇だったら」とモヤモヤしてしまうんですよね。
でもこれを見ているあなたは、もう悩むことはなくなりますよ!
サイズは思いのまま、簡単に作れるボタン開閉のポーチの作り方をお教えします。
準備〜型紙作りと裁断
参考作品として、メガネポーチをイメージしたもので説明していきます。
これならA4サイズのコピー用紙よりも小さいサイズの布で作れてしまいます。
中に入れる物の厚みを考えながらサイズを決めていきます。
今回はメガネを入れてくるっと巻きつけるようにフタを留めたかったので、
少しフタを長めにとりました。
フタを短めにすると、ボタンがちゃんと表に見えて見た目がより可愛いですね。
フタのアーチの部分は、型紙を縦に二つ折りして
2枚いっぺんにカットするとカーブが揃ってきれいな仕上がりになります。
この1枚の型紙で、表と裏計2枚の布を切り取ります。2枚とも全く同じ形です。
周りぐるっと1センチの縫いしろをとるのを忘れないでください。
縫う〜順番にそって折る、縫う、返す
まず最初に、表用の布のフタ部分中央にボタンをかける紐を縫いとめておきます。
縫いしろが1センチあることを考えてループを飛びださせてください。
完成品は裏返しにするので、紐の切れ端が外側、ループが内側ですのでお間違えのないよう。
うっかり間違えてしまうと、「あぁ…ほどいて縫い直しだ…」とすごいやる気を失うんです。
長い距離を縫ってきたところでやらかしてしまったり、
わりと縫い物の経験が多い私でもしょっちゅうあるんですよ。
あわせて、ボタンも先に付けておくと仕上がりが良いので私はここでやってしまいます。
「位置が心配…」という人は、完成してからでも大丈夫です。
違いは、ボタンの裏側の糸がポーチの内側に見えるか見えないか、というところです。
留め具の下準備を済ませたら、布を中表に重ねあわせます。
最初に下の直線を縫ってください。
縫い方は本返し縫いか半返し縫いが強度もありおすすめです。
縫えたら一度布を広げ、縫いしろを開きます。
ここからちょっと複雑です!
今度は布の表を外側にして二つ折りします。
折り目からポーチの袋になるところまで折り返します。
向こう側も同じように折り返してください。
正しく折れていれば、断面はWになっていると思います。
縫い方も少しややこしいのでご注意を!
先に、めくって見える折り重なっている下の2枚だけを縫います。
片側だけで大丈夫。
縫えたらめくったところを戻し、端からカーブしているラインを全ていっぺんに縫います。
でも最後までは縫わないで!!
先に下側だけを縫った部分に到達したら、1~2センチ入ったところで縫い終わりにします。
縫われずに残ったところがポーチを表に返す返し口になります。
布が何重にもなっていますが、
糸を切ったり布を破かないように気をつけながら表に返していきましょう。
アイロンを使って、角や折り目をきれいに整えます。
もうこれで形になったのでウキウキしますが、最後にあともう一仕事。
ポーチを裏返すと、返し口がまだそのまま残っていましたね。
ここをかがり縫いで閉じれば、本当の完成です。
まとめ
裏地があって布端も全て隠れるように作るので、ちょっと難しかったかもしれません。
でも、紹介したとおりの順で作業すれば必ず完成までたどり着けるはずです。
私も最初に作った時は「え?どういうこと?」となりましたが、
説明できるまでに研究しました。
同じ作り方で幅や長さを変えると、
自分用にぴったりのサイズのポーチをシリーズで作ることもできるので嬉しいですよね!
ぜひ真似してたくさん作ってみてくださいね!
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