天然塩と精製塩の見分け方のポイントはここ!塩を知って選ぼう!

健康志向が高まっている今、

塩を意識的に選ぶ人も増えてきていますね。

 

岩塩や天日塩、国産、輸入品など、

色んな塩が売られています。

 

私は、一度天然塩を買ってみて、

今まで使っていた精製塩との違いに

びっくりしたことがあります。

 

同じ塩でも、こんなに違うもの？

と思いました。

 

でも、たくさんありすぎて、

どれが天然でどれが精製なのか、

よく分からないと思いませんか？

 

売り場で立ち往生しちゃいますよね。

 

今回は、天然塩と精製塩の見分け方のポイントと、

スーパーで買える天然塩について、ご紹介します。

 

まずは天然塩と精製塩の見分け方を知ろう

 

塩売り場に行ってみると、

「あれ？天然塩ってないの？」

と思ったことはないですか？

 

何と、どの塩のパッケージにも、

「自然塩」「天然塩」

とは書かれていないんですよ！

 

実はこのとっても分かりやすいキャッチコピーは、

現在では使ってはいけないんです。

 

以前は使うことができたんですが、

その定義が曖昧だったため、

都合の良い使い方をされてしまっていたんですね。

 

それで苦情が出たので、

使用禁止となってしまったのです。

何て不便！

 

これが使えていたら、

私たちももっと選びやすくなっていたのに…。

 

最初に定義づけを

きちんとされていなかったことが、悔やまれますね。

 

なので、二つを見分けるポイントとして、

次の二つの方法があります。

 

＜パッケージにうたわれているキーワードをチェックする＞

・天然塩→再生自然塩、平釜、天日、粉砕

・精製塩→イオン膜、立釜、乾燥　溶解

 

このキーワードは、

製造過程を表しています。

 

ただし、これらを覚えるのは、

なかなか大変ですよね。

 

キーワードを逆転して

覚えてしまう可能性だってあります。

 

意味がちんぷんかんぷんですしね。

釜の違いなんて、見たことないし！

 

そういう時は、次の方法を使って下さい。

 

＜パッケージの裏側の成分表示を見る＞

裏側を見ると、そこには成分表示がありますよね。

 

そこに、塩化ナトリウム以外のミネラル成分が

含まれていたら、天然塩です！

 

主に、

・マグネシウム

・カリウム

・カルシウム

などですね。

こっちだと、簡単ですよね。

 

精製塩は、製造過程において、

ナトリウム以外のミネラル成分を

ほとんど取り除いてしまうんです。

 

また、原材料名の欄に、

「海水」

とだけ書かれていたら、天然塩ですよ。

 

精製塩だと、

「天日塩」

と書かれていたりします。

 

天日で干した塩を使って加工している、

ということなんですね。

 

こうしてみると、純粋に直接海水から作った天然塩は、

自然の恩恵をたっぷり受けていて、

それだけで体に良いと思えます！

 

こんなに違った！天然塩と精製塩

・天然塩とは

加工や添加物が加えられていない塩です。

 

マグネシウムやカリウムなどのミネラル成分が残っており、

海水塩の場合はにがりも含んでいます。

 

天日塩

岩塩

湖塩

これらの塩が、天然塩とされているんです。

 

私は、湖塩なんてジャンルは知らなかったので、

「そんなものまであるのー？」

と驚きましたが、改めて考えてみたら、

死海なんかは塩分濃度が濃いから、

あんなに浮くんですよね！

 

カスピ海、ウユニ塩湖なんかも有名です。

 

前にテレビでウユニ塩湖の映像を見たことがありますが、

乾季になると、湖面のほとんどが

塩で覆われてしまうんですね～。

 

まさに、絶景！

 

天然塩は自然塩とも呼ばれています。

自然の恵みをそのまま残した、体に優しい塩なんですね。

 

実は天然塩は、

塩化ナトリウム以外のミネラルもたっぷり含まれているから、

食べ過ぎの心配は無いんですよ。

 

高血圧の心配もないです！

 

海水と血液は組成が似ているから

たくさん食べても大丈夫なんです。

 

特に海水から作られた天然塩は、

ミネラルが豊富なので、

是非、生活に取り入れたい調味料です。

 

私も、天然塩のあら塩を使っていますが、

塩おにぎりにすると、

子供たちも「おいしい！」と喜びますよ。

 

ちょっと湿気を吸収しやすいのが難点ですが…。

 

・精製塩

イオン交換膜法で不要物を取り除き、

ナトリウムの割合を高めたもの。

 

工程で「イオン膜」と書かれていたら、

間違いなく精製塩です。

 

塩化ナトリウムの割合が９９％以上というのも、

特徴の一つですよ。

 

私も、以前はこの塩を使っていました。

とにかく、サラサラで料理がしやすいんですよね。

 

それに安いというのも、

家計には助かります。

 

でも、よーく考えてみたら、

健康ほど高い買い物ってないと思うんですよね。

 

一度、体を壊してしまうと、

元に戻るにはたくさんのお金が掛かります。

 

食べ過ぎると

高血圧や万病の原因になってしまうんです。

 

医療費

交通費

私のように主婦の場合は、

家事も家族に負担が掛かります。

 

たかが塩。

されど、塩です。

 

病院に行って治療することを考えたら、

塩を体に良いものにすることくらい、負担ではないですよね？

 

塩を変えただけで健康になるわけではありませんが、

千里の道も一歩からです！

 

少しでも体に良いものを取り入れて、

健康を保つ努力はしたいですね。

 

スーパーで買える天然塩はこれ！

 

専門店やデパートに行かなくても、

身近なスーパーで天然塩を手に入れることはできます！

 

有名なところだと、

・ヒマラヤ岩塩

・アルペンザルツ

・瀬戸のほんじお

 

このへんだと、

大抵のスーパーで取り扱っていると思います。

 

よく、天然塩として挙げられている「伯方の塩」。

 

これは厳密に言うと、

天然塩かどうかは微妙なんですね。

 

実は私も、天然塩だと思って、

これを買っていたんですよ。

 

「やっぱり、天然塩は味が違うよね～」

なんて言って、満足していました。

 

ところが調べてみると、

意外な事実が出てきたんです！

 

伯方の塩は、天然塩とはもちろん書かれていませんが、

精製塩でもありませんでした。

 

「再製（再生）加工塩」

という、もう一つのジャンルに属していたんですね。

 

この再製加工塩とは、

「天日塩ににがりを足して作られる」塩なんです。

 

ただ、伯方の塩の場合は、

天日塩に海水を足しているんですね。

 

ここで使われている天日塩は、

実はメキシコ産！

 

輸入した天日塩を日本の海水で溶かし、

作っているものだったんです。

 

ですから、添加物等は入っておらず、

限りなく天然塩に近い商品といえますね。

 

その他、ネットで探せば、

沖縄産の天然塩や、輸入品もたくさん出てきますよ！

 

自分の好みにあった天然塩を、

是非、探してみてくださいね。

 

まずは、スーパーの塩売り場に行って、

どんな天然塩があるのか、覗いてみませんか？

 

まとめ

・天然塩と精製塩は、パッケージをよく見ると見分けられる ・天然塩とは、加工されたり添加物を加えたりしていない塩のこと ・スーパーで買える天然塩もある

 

はっきり「天然塩」と書かれていないので、

売り場でのパッと見では、判断はつきにくいかもしれません。

 

でも、自分の口に入れる物ですから、

じっくりと選ぶことも、大切だと思います。

 

忙しい日々の中でも、ちょっと立ち止まって、

塩を選ぶ余裕を持ってみませんか

★★★メルマガ登録はこちら★★★