会わせてあげたい!織姫と彦星の距離ってどれくらい?
7月7日、七夕といえば、
1年に一度、織姫と彦星が会えると言われている、
なんともロマンチックな日ですよね。
せっかくの七夕なのに雨だから会えないや…
なんて心配することも。
でも、なんで1年に一度しか会えないの?
織姫と彦星の間にはどれくらいの距離があるの?
なんて疑問に思ったことはありませんか?
そんなあなたの疑問、解決します!
是非最後まで読んでください!
織姫と彦星の本当の物語
愛し合っている2人が1年に一度しか会えないのは
何故だかあなたは知っていますか?
織姫は天の神様の娘で、とても美しいはたを織る娘でした。
神様は織姫が毎日化粧もせず、身なりに気を遣わずに働くので、
そんな娘を不憫に思い、婿を探すことにしました。
すると、彦星という、牛の世話に励む勤勉な若者に出会い、
神様はとても気に入り、織姫と結婚させました。
そして二人は毎日仲良く暮らしましたが、
仕事を全くせず、遊んで暮らすようになってしまいました。
神様が働くようにいっても、聞く耳ももちません。
はたを織らなくなってしまったので天の服はボロボロになってしまい、
牛たちはやせ細り病気になってしまいました。
堪忍袋の尾が切れた天の神様は、織姫を西に、彦星を東に引き離し、
まじめに働くのであれば、1年に1回は会わせると約束し、
二人は遠く遠く離れてしまいました。
それからは真面目に働き、七夕にだけ2人は会えるのです。
これが本当の物語です。
私は、なんとなく美しい物語だと美化していたので、
あれ?って感じがしました…だけど、愛し合っているのに
1年に1度しか会えないなんてとても寂しいですよね。
2人の距離はどれくらいあるの?
七夕にしか会えない2人ですが、
なぜ七夕なのかというと、織姫と彦星は夏の星だからです。
織姫はこと座、通称ベガ。
彦星はわし座、通称アルタイル。
夏の空にはこの2つの星座以外に、白鳥座のデネブがあります。
この3つの星をあわせて、夏の三大角形と呼ばれており、
他の星に比べ、大きく光輝いているので、見つけやすいです。
今は携帯も進化していて、星に携帯を向けると、
どれが何の星か教えてくれるアプリもありますよね。
私も夜景を見に行くときにはインストールして使うこともあります。
では距離はどれくらいなのでしょう。
ベガとアルタイルの距離は15光年と言われています。
?15光年って…?とハテナが飛び交ってしまいますが。
宇宙1速いのは光の速度。
秒速30万kmですが、その速さで行っても、15年かかるそうです。
飛行機で行くと、3億7800万年。
とてつもない距離ですね。
是非ともどこでもドアをプレゼントしてあげたくなります。
七夕に雨だと会えないの?
2人を会わせてあげたいのに、七夕の予報は雨…
日本には雨季があり、七夕は残念ながら梅雨の時期なので
必然と雨の日が多くなります。
7月7日に降る雨の事を、催涙雨(さいるいう)と言います。
織姫と彦星が会えなかったのを悲しんで流す涙とも言われていますが、
ポジティブな考え方だと、
ようやく会えて嬉しくて泣いているという解釈もあります。
また、雨の日には、かささぎが群れを作って羽を広げ、
2人の架け橋を作って会わせてくれるのだとか。
なんともロマンチック。
また曇りなのは、2人が恥ずかしくて隠れているそう。
どんな天気でも、2人が会えるのであれば、なによりですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どんなに距離があっても、どんな天気でも織姫と彦星は会えていると思うと、
七夕の夜はなんだか幸せな気持ちで過ごせそうですよね。
だけど、仕事を怠けたから離されることになってしまったのは
自業自得な気もします…
要するに、みんなは好きな人と一緒になっても、一生懸命働いてね、
という思いが七夕には込められているのでしょうね。
そう考えると、感慨深いものです。
★★★メルマガ登録はこちら★★★