わが子に意地悪をする子どもへの対応は?親が取るべき対処法はこれ!
小学生の我が子が最近、同じクラスの子から意地悪をされているみたい
だと知ったら、ショックを受けますよね。
「どうしてうちの子が?理由は?」
と焦って、何とか解決したいと悩むと思います。
でも、闇雲に動いても解決はしません。
私自身も、子供が友達から意地悪をされてしまって、
悩んだことがあります。
ここでは、意地悪をされてしまった時に、
親がどう対応していけばいいのかについて、ご紹介していきます。
悩みを解決するために、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
意地悪をする子供への対応はまずその特徴と理由を探ろう
一口に意地悪と言っても、その特徴や理由は様々です。
①好意の裏返し
これは男子に多いパターンだと思います。
気を引きたくて、つい意地悪をしてしまうんですね。
本人は意地悪をしているつもりではないので、
相手が嫌がっていることが理解しにくいんです。
意識していない分、振り向いてもらえないと、
エスカレートしてしまう可能性もあります。
②性格によるもの
・負けず嫌い
・気性が激しい
・自己中心的
こういう性格の子だと、意地悪しがちになってしまいます。
負けず嫌いなのは悪いことではないのですが、
行き過ぎると、自分の負けを認めたくなくて、相手を貶めようとするんですね。
気性が激しかったり、自己中心的だと、
気に入らない相手を攻撃してくるので、それが意地悪になってしまうのです。
③環境によるもの
育ってきた環境によっては、
してはいけないルールというのを知らないまま大きくなってきた子もいます。
そういう子どもは、社会性が身についていないことが多いので、
自分のしていることが意地悪だと分からないんですね。
悪口を言ったり、乱暴をしたり、物を隠したり。
自分さえ良ければ、周りはどうでもいい、と感じてしまっているんです。
それぞれのタイプによって、対処の仕方も少しずつ変わってくると思いますが、
押さえておきたいポイントは、
・信頼できる第三者に間に入ってもらう
・わが子に味方であることをしっかり伝える
の二つです。
普段からクラスを見ている、
担任の先生に間に入ってもらうのがベストでしょう。
私も、子ども同士のトラブルは何回も経験してきましたが、
その度に、担任の先生に相談して、対応してもらってきました。
わが子に対しても、言いたいことはあるかもしれませんが、
まずは意見を言うのを抑えて、話をじっくりと聞きましょう。
意地悪をされた子どもは、とても傷ついているんです。
味方がいる、と感じることで、かなり救われると思いますよ。
実際にわが子に意地悪をされた私はこうした!
今まで、私の二人の子供も、何度か意地悪をされたことがあります。
・人数を限定する
娘が、友達4人と遊んでいたら一人が、
「私の家で遊ぼう」と言い出したので、皆で向かったそうです。
ところが、娘が玄関で靴を脱ごうとしたら、
その家の子が、
「うちに入れるのは4人まで。〇ちゃんは来ちゃだめ」
と言って、追い出されてしまいました。
娘は泣きながら帰ってきました。
私もこの時のことを思い返すと、今でも苦い気持ちになります。
この時は、とにかく娘の話をとことん聞くようにしました。
その友達とはその後、少しずつ離れていったようです。
・係活動に入れてもらえない
クラスで係活動が割り振られたのですが、
娘が入った係には、仲の良い子がいませんでした。
全部で4人いたのですが、娘以外の3人は仲良し同士でした。
最初から、この3人で全ての係活動を取り仕切ってしまい、
娘は入れてもらえなかったんです。
この時は、私が担任の先生に手紙を書き、現状を説明したのですが、
先生は4人を集めて、「全員で協力してやりなさい」と言い渡しただけ。
結局、何も解決はしませんでした。
担任の先生にもよるんだなあ、と感じましたよ。
この他にも色々ありました。
夫は、「子ども同士のケンカなら、子ども同士で解決させた方がいい」
という態度でしたが、私自身は、
「ケンカと意地悪は別物だ」と考えていたので、
場合によっては先生に間に入ってもらったりしながら、放置することはしませんでした。
わが子が意地悪をされた時の親のNG行動
自分の子どもが意地悪をされていると分かると親は、
何とかしなくては!と奮い立つと思います。
が、その時に取ってはいけない行動があることを、押さえておきましょう。
・意地悪をしてくる子の親に直接訴える
・わが子の言うことを否定する
親は誰だって、わが子を信じたいものです。
よその親から言われても、すぐには信じられないので、
わが子の言うことを鵜呑みにして、逆に攻撃してくる場合も考えられます。
思わぬトラブルに発展する可能性もありますので、
まずは公正な立場である学校などに、間に入ってもらうことをおすすめします。
子どもは、意地悪をされたとなかなか親に言わなかったりします。
親に心配をかけたくない、と考えていたりするからなんですね。
なのに、
「何で言い返さないの!」
「すぐに先生に言わなきゃダメでしょ!」
なんて、ダメ出ししてしまうと、
子どもの心は委縮してしまって、次からは言わなくなってしまいますよ。
自分の子どもの言い分を盲目的に信じ込むのも危険ですが、
逆に最初から否定するのも禁物です。
冷静に、まずは話を聞くようにしましょう。
まとめ
わが子が学校で意地悪をされていたと知ったら、親としてどう対処すればいいでしょうか。
・相手の子がどんなタイプかを見極めて対処法を考えよう ・意地悪と子ども同士のケンカは違うもの ・意地悪をされた我が子に対して、取ってはいけない行動がある |
大切なのは、焦って行動しないことです。
まずは傷ついている子どもに寄り添って、
じっくりと話を聞いてあげましょう。
それだけでも、子どもは気持ちが落ち着きますよ。
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