もらった帯締めのふさがボサボサ!直すにはこんな簡単な方法があった!
人からもらった帯締めのふさがボサボサで、
せっかくもらったけど使えない!
そんな経験ありませんか?
デザインが良くてもふさがボサボサだと、
とてもじゃないけどおでかけには使いたくないですよね。
ですが、ちょっと手を加えるだけで直っちゃいます!
今回は、帯締めのふさのボサボサを直す方法を紹介します。
帯締めのふさのボサボサはアイロンのスチーム機能でしっとりキレイに!
アイロンのスチーム機能を使うと、
ボサボサ広がったふさが直ります!
どうするかといいますと、
スチーム機能のあるアイロンに水を入れて、
ふさのところに蒸気を吹きかけるだけです!
めちゃくちゃ簡単ですよね~!
櫛を通したり、指でなでたりしなくても
まっすぐになります。
スチームの湿り気が乾けば、その日に使うことができるので、
急なおでかけにも安心です!
きちんとした方法でボサボサを直したいなら湯のしをしよう!
上の項目で紹介した直し方は、簡易的なものです。
和装を学ぶ身として、きちんとした方法で直してみたい!
という場合は、「湯のし」をしましょう。
湯のしというのは、
布の仕上げ法の一つです。
蒸気を当てて整えるため、
スチームアイロンを当てる方法と効き目は一緒です。
では、湯のしの方法を紹介します。
~用意するもの~
・やかん
・つげの櫛
・タオル
~方法~
①やかんでお湯を沸かします。
②帯締めの紐の部分をタオルで包み、
ふさだけが出るようにします。
③お湯が沸騰したら、やかんの蒸気が出ている上に帯締めを持っていき、
ふさをゆらゆら揺らしながら当てます。
④房がしんなりしてきたら、
つげの櫛でふさの糸を優しくとかします。
⑤とかし終わったら、しばらく乾かして終了です。
アイロンよりも時間や手間は掛かりますが、
これが湯のしの方法です。
着物の着付けやコレクションを趣味にしたいと考えている場合は、
知っておいて損はないでしょう!
ぜひ、試してみてくださいね。
帯締めの房のボサボサは日頃から広がらない工夫が必要!
必要な時にすぐ使えるようにするには、
日頃からふさが広がらないようにすることが大切です!
どうすれば良いかと言いますと、
房カバーをつけることが一番良いでしょう!
私の祖母は日本舞踊の先生をしていましたが、
帯締めには全てふさカバーをつけていました。
発表会などに行くと、
一人も帯締めのふさが広がっている人がいなかった記憶があります。
皆、カバーをつけて対策していたのではないかな?
と思っています。
ふさカバーは一体どういうものかというと、
透明な筒状のキャップのようなものです。
習字の筆を買った時についているような
透明なカバーです。
大体何本かセットで売っているので、
一度買っておくと安心ですよ!
お値段もそんなに高いものではありませんので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに自分で手作りする人もいます。
100均のタピオカミルク用のストローを房の長さに合わせて切り、
その切ったストローの縦に切り込みを入れたものを
2本使って代用している人がいます。
ちょうど良い硬さで、低コストでできるので便利です!
もう一つはクリアファイルを、束ねた帯締めに巻いて、
ふさがクリアファイルで
広がらないようになる位置に固定して、テープで止めます。
クリアファイルも、
巻けば強度が上がるので良い方法ですね!
私だったら、楽だし家にたくさんあるので
クリアファイルを使った方法にすると思います。
まとめ
今回は帯締めのふさのボサボサの直し方を紹介しました。
結構簡単に直すことができるので安心ですよね!
急な着物でのお出掛けの時でも焦らずにすみます。
ただ、予防するのが一番だと思うので、
もし帯締めをいただいた時にふさが広がっていた場合は、
すぐに蒸気を当てて直してからカバーをかけてくださいね!
それでは良いお着物ライフを。
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