水筒に炭酸はヤバい!?外出時に炭酸飲料をもっていくコツとは??
毎年暑くなると…とは言わずに年がら年中炭酸系の飲料が飲みたい私の夫。
あまりにもおいしそうに飲む彼を見て、私も炭酸水を飲むようになりました。
ある夏の暑~い日、外出時に夫がステンレスの水筒に炭酸飲料を入れて
出かける準備をしていました。
いや~な予感がしたので、しばらくして中身を見ようとして、
ふたを回しますが開かない!
ネットで調べて、なんとか開けることができましたが、
なんと水筒に炭酸飲料を入れると『爆発』するかもしれないとのこと…!
吹きこぼれの可能性も…
それを知った私たちはゾッとしました。
果たして本当のところはどうなんでしょうか?
水筒に炭酸飲料を入れるとどうなるか、調べてみました!
「水筒に炭酸飲料は危険」は本当だった!ダメな理由とは?..
結論からいうと、
ステンレスの水筒に炭酸飲料を入れることは危険ですのでやめましょう。
(あとから出てきますが、炭酸OKの水筒もありますよ)
何が起こるかというと、
・ふたが開かなくなる
・ふたが開いても吹きこぼれる
・爆発するかもしれない
このようなことが起こります。
いったいなぜでしょうか?
その理由はまさに“炭酸”にあります!
あのしゅわしゅわ~の泡の中に炭酸ガスが入っています。
冷やされると、その炭酸ガスは水の中に溶けてしまいますが、
温かくなると水の外に出てしまうのです。
水筒の中に入れている場合、水の中から炭酸ガスが出ますが、
ふたがされているため出口がない。
そして水筒の中がパンパンな状態になり
・ふたが回らなくなって開かない
・炭酸ガスに押し出されてふたが飛び出す、水筒が破裂する
・ふたが開いたとしても中身がしゅわしゅわと出てくる
可能性が高くなります。
ステンレス水筒は保冷保温のため密閉に近いので、危険ですね。
う~ん、…危険です!
そこのあなた、もしかしてもう入れてしまいましたか!?
そんな時は、ご安心ください。
冷蔵庫に入れて冷やしてみてください。
炭酸ガスが再び水の中に溶け込んで、水筒内の圧力が弱まってふたが開きますよ。
間違っても急いでいるからと言って冷凍庫へは入れないでくださいね!
水分が膨張して水筒が壊れてしまいますよ。
炭酸飲料を冷たいまま持ち運びたいときは
そうはいっても出先でいつでも冷た~い炭酸飲料が飲みたいあなた。
あります。そんな願いをかなえる水筒が。
炭酸飲料専用の水筒があります!
近くのお店にない場合、ネットで探してみるとすぐに見つかりますよ。
この炭酸飲料専用の水筒は、直接入れるもの、
ペットボトルや缶をそのまま入れるものがあります。
ペットボトルや缶をそのまま入れられるものは、水筒を洗わなくて楽でいいですね!
ドライアイスはダメ!炭酸飲料以外に気を付けるべき飲み物
炭酸飲料を水筒に入れたときの危険性は分かっていただけましたか?
実は炭酸飲料以外にも、ステンレスの水筒に入れるときに
気を付けるべき飲み物があります。
・ドライアイス…炭酸飲料同様、水筒内の圧力が高くなって破裂などの危険性が高くなります。
・味噌汁、スープ、昆布茶など塩分を多く含んだもの…錆びたり、保温・保冷能力が低くなったりする可能性が高くなります。
・牛乳、乳飲料、果汁など…成分が腐敗することがあります。放置すると腐敗からガスが発生して破裂などの危険性が出てきます。
・果肉、お茶の葉など…詰まる、漏れる原因になります。
まとめ
1.水筒に炭酸飲料は危険!水筒内の圧力が高まって破裂などすることがある
2.炭酸飲料専用の水筒がある
3.ステンレスボトルに入れる飲み物で、炭酸飲料にも気を付けるべきものがある
ペットボトルの炭酸ジュースが吹きこぼれる原因も、炭酸ガスの圧力によるものです。
炭酸ジュースの場合、吹きこぼれたらべたべたになって、後処理も大変。
また、お子さんがいて破裂などしてはとても危険です。
専用のボトルを買うか、その都度自販機で買うようにしてくださいね!
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