赤ちゃんの生野菜はいつから?離乳食後期の心配事を解消!
5ヶ月ごろから離乳食を始め、1歳を過ぎて徐々に離乳食から
大人と同じ食事へ移行していきます。
離乳食の進め方って、すごく悩みますよね。
私も今2歳になる息子がいますが、
いつから何を食べさせていいのかがわからなくて、
離乳食の本を買って勉強したりしました。
離乳食は加熱が基本ですので、
生ものを与えるタイミングはいつなの?と疑問に思うでしょう。
今回はそんなあなたの悩みを解決いたします!
生野菜を食べていいのは1歳を過ぎてから
生野菜を与え始めてよいのは、離乳食後期〜完了期といわれています。
ですので、1歳の誕生日を過ぎてからがいいでしょう。
しかし、この頃の赤ちゃんは発達の差がありますので、
離乳食の進み具合は違います。
ですので、赤ちゃんに合わせて進めてあげてくださいね。
ひとつの目安として、奥歯が生えてきたら、
生野菜は食べても良いといわれています。
歯の生え方には個人差がありますが、
生野菜は奥歯がないと、きちんと噛み砕くことができないからです。
特に生野菜は繊維があるので、奥歯がないと繊維が残ってしまいます。
そして上手に噛みきれずに飲み込んでしまうと、
喉に詰まらせてしまう危険性もあるので、
細かく噛み砕くことができているか、
最初は確認してあげることが大切です。
生野菜を与えるときの注意点
・下痢をしていないか
今までの離乳食は全て加熱をしてきたと思います。
加熱の理由のひとつに、消化機能がまだ未発達な赤ちゃんの消化を助ける、
という理由があります。
初めて加熱せずに野菜を与えるわけですが、
生野菜は加熱してある野菜よりも消化に時間がかかります。
また、これまでは加熱することで死滅していた菌類が
そのまま体内に入ることになるので、下痢をすることがあります。
赤ちゃんの排便を観察して、与える量や野菜の種類を考えてくださいね。
・雑菌の感染予防のためにできること
先ほど、加熱によって死んでいた菌類が、
そのまま体内に入るので下痢をしやすくなると話しましたが、
予防をすることが大切です。
野菜や調理器具は、雑菌が多く付着しています。
大人では少量の菌ではお腹の調子は崩さないですが、
赤ちゃんは抵抗力がまだ低いため、すぐに体調に変化がでます。
そして食中毒になれば重症化しやすいので注意が必要です。
まずは手と野菜はよく洗い、
調理器具はできるだけ煮沸消毒をしてください。
特に、生肉を調理したあとのまな板や包丁には
かなりの雑菌が繁殖しているので、煮沸消毒は必須です。
・アレルギー反応に注意
今まで加熱していればアレルギーもなく
食べる事ができていた野菜でも、
生で食べることでアレルギーがでることがあります。
よって、生野菜を食べたあとに湿疹が出る、
機嫌が悪くなる、呼吸がしずらそう、などの症状があれば、
病院へ連れて行ってあげてください。
おすすめの野菜
・きゅうり
きゅうりは水分が多く、
赤ちゃんにとっては食べやすい生野菜です。
味も淡泊で、無臭ですので、
あまり食べることに抵抗がありません。
外側の緑の部位は固めなので最初のうちは削いであげる、
または薄切りにしてあげることで食べやすくなります。
・レタス
レタスも水分が豊富です。味も淡泊で、無臭です。
葉先は柔らかく、食べやすいです。
芯の部分はそのままスティック状にしてあげて与えると食べやすいです。
ならキャベツも食べやすいのでは?と思うかもしれませんが、
キャベツは固く、繊維も残りやすいので、
加熱すれば食べやすいですが、
生では赤ちゃんには食べにくい食材となります。
・トマト
トマトは、甘みやうまみがありますが、
物によってはすっぱくて赤ちゃんが嫌がることもあります。
しかし身はとても柔らかく食べやすいです。
皮と種の部分は取り除いて与えてください。
ちなみに、私は初めての生野菜はトマトを与えましたが、
酸味が強かったようで、わが子はかなりびっくりした顔をしていました…
まとめ
- 生野菜は1歳を過ぎてから。奥歯が生えているか確認しよう。
- 下痢やアレルギー反応に注意。
- 殺菌が大切となるので、手や野菜はよく洗い、調理器具は煮沸消毒がベスト。
- 食べやすい食材から与えてみる
いかがでしたか?
離乳食はひと手間かかるし、何を与えたらいいかすごく悩む、
ママにとっては大変ですが、離乳食は食べる練習の過程でとても大切です。
離乳食開始~完了までは1年もありません。
是非赤ちゃんのために頑張ってあげてくださいね。
★★★メルマガ登録はこちら★★★