赤ちゃんの服どう洗濯すれば良いの?“水通し”に“大人用の服”との洗濯方法を徹底解説!
初めて子供を妊娠して出産間近になった時、
産後に必要な赤ちゃん服について
分からないことだらけで困っていました。
その時、通院していた産婦人科の助産師さんから、
出産準備のアドバイスを色々と貰いました。
「新品の服は、そのまま着せないで“水通し”した方が良い。」とか、
「赤ちゃんの服は、大人用とは別々に洗濯した方が良い。」
と教えて貰いました。
「水通しって何??」と知らなかったのですが、
洗剤を使わずに洗うことでした。
では赤ちゃん服は、どう洗濯すれば良いのか調べてみました!
洗濯方法
新品の服、水通しが必要な理由を知っていますか?
“新品の服”をそのまま着せると、
“発がん性がある物質”が服に付いてる可能性があります。
ホルムアルデヒド(しわや衣類が縮むのを防ぐために加工に使用)が
使用されている服があります。これが、発ガン性があるんです。
24ヶ月までの赤ちゃん服に使用する、
ホルムアルデヒドの基準値は低く厳しく規制されています。
ホルムアルデヒドは、炎症や痒みを引き起こす原因となります。
ホルムアルデヒドは、他の服や家具からも移り空気感染します。
赤ちゃん服を購入すると、
「ホルマリン移染の防止の為袋から出さないで」と表示されたものがあります。
ホルマリンとは、
ホルムアルデヒドの40パーセント前後の水溶液のことです。
ホルマリンを使っていない服も販売されています。
服は、袋に入ったものを買う方が安全ですね。
ホルムアルデヒドは、水に溶けやすいです。
一回の洗濯でほぼ無くなります。
また新品の服には“糊(のり)”が着いているのが多くあります。
これが肌トラブルの原因となるんです。
洗濯することによって、
赤ちゃんの肌への刺激を少なくできるんですね。
そういえば以前新品のシャツを洗わずに着て、
すぐに「かゆっ!!」と上半身全部が痒くって
ブツブツがしばらく取れなかったことがありました。
“糊”の威力も中々なものです(~_~;)
赤ちゃんが着た後の服は、汗にうんち、
ミルクや吐き戻しによだれが付いたりします。
これは、水通しでは汚れが落ちないんです。
洗濯洗剤を使用して、汚れを落とす必要があります。
でもこの洗濯洗剤!
赤ちゃんが肌トラブルを起こす可能性が高いんです!!
うんちやミルク、吐き戻しなど中々落ちない汚れは、
ぬるま湯で一度洗うと落ちやすくなりますよ。
注意点
赤ちゃんの肌は、皮膚が薄くデリケートで刺激に弱く敏感です。
汗も一杯かくので、皮膚かぶれを起こしやすくなっています。
割高ですが、赤ちゃんの肌に優しい
オーガニックコットンの服を選ぶと安心出来ますね。
オーガニックコットンとは、
3年以上もの間、化学肥料や農薬を一切使わないで
栽培された綿花のことです。
肌の弱い子だと、衣類の染料でもアレルギー反応がでる場合があります。
両親が花粉症の場合は、花粉シーズンは室内干しをお勧めします。
また赤ちゃんの服に、防虫剤は使用しないようにしましょう。
有害物質が服に付着して、肌トラブルの原因となる可能性があります。
大人用と別々にする理由
洗濯洗剤の配合成分の多くに使用されている、
石油系の合成界面活性剤、蛍光増白剤(黄ばみを白くする染料)、
合成香料などは、赤ちゃんへの刺激がとても強くなっています。
「別々に洗うの面倒」と大人用に使用していた洗剤を使って
赤ちゃんの服を洗う方は、“すすぎを十分に“して下さいね。
両親が皮膚トラブルやアレルギーがある場合だと、
赤ちゃんも肌が弱い可能性があります。
その場合は、別々に洗濯することをお勧めします。
一番安全なのは、赤ちゃん用の洗濯石鹸を使用することです。
赤ちゃんに配慮されていて、
刺激がある内容の物は使っていないのが多いです。
ただ一部には刺激がある成分が、使用されている商品もあります。
裏面の配合成分も確認して、納得して購入するのが安心ですね。
私は妊娠雑誌でベストセラーと書かれた、
刺激のある配合成分が使われていない
「洗濯用せっけん」を使用していました。
赤ちゃん用の洗濯石鹸は何歳まで使うのか?
一歳までは、皮膚が一番弱くなっています。
一歳を過ぎてから、肌の様子を見ながら
少しずつ大人用と一緒の洗剤を使用して下さいね。
私の子供は、卵アレルギーに乳製品のアレルギーがあったので
ついつい衣類にも慎重になりました。
赤ちゃん用の洗濯石鹸は2歳過ぎまで使っていましたよ。
産まれてきた子の状態に合わせて、洗濯洗剤を使い分けて下さいね。
まとめ
赤ちゃんの肌はとっ~ても繊細です。
肌トラブルの原因となることは、極力避けてあげた方が安心ですね。
そして、赤ちゃん用の洗濯石鹸を使用している時の注意点です!
赤ちゃんには安心な洗濯石鹸ですが、
洗濯槽の中で石鹸カスが溜まって黒カビが発生しやすいんです。
「小さい黒いカスが洗濯した服にすごい付くなぁ。」
と思っていたら、黒カビでした。
赤ちゃんの肌に良いように洗濯石鹸使っていたら、
洗濯機がばい菌の“すみか”になっていた!!
衝撃な瞬間でした。
洗濯槽のクリーナーを使って、こまめに掃除をして気を付けて下さいね。
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