エアコンの室外機が動かない!回らない原因と対策について教えます!
気温も高くなり始め、
そろそろ、エアコンにお世話になる機会も出てきました。
日中の気温が30度を超える日も出てくると、熱中症予防のためにも、
適度にエアコンをつけたいですよね。
ところが、いざ、エアコンのスイッチを入れてみたら、
室外機の、あのお馴染みの音が聞こえてこない、
なんてことは、ないですか?
エアコン本体はちゃんと動いているのに、
外から、ブウ~ンという重い音がしない!
これは、かなり焦りますよね。
暑くて我慢できないからエアコンをつけたのに、
それが正常に作動していなかったら、本当に困ってしまいます。
でも、故障か?と、修理を依頼する前に、ちょっと待ってください。
まず、どうして動かないのかを確認してみましょう。
暑さでイライラしているかもしれませんが、
ちょっとでも冷静になれるように、原因と対策について、ご紹介します!
エアコンの運転モードを確認して
まず、リモコンを確認してみてください。
季節初めにやりがちなのが、冬の暖房の時のまま、
スイッチを入れていませんか?
暖房モードにしていると、室温が30度で設定温度が28度なら、
当然、エアコンは動きませんよね?
暖かくする必要はないんですから。
それから、冷房に切り替えたつもりが、リモコンの送信がうまくできなくて
リモコンは冷房モードなのに、本体は暖房になっている、
ということもあります。
それで、室外機が回らないわけです。
私の夫が、よくこれをやります。
古いエアコンなので、ある程度そちらを向けないと反応しないのに、
面倒くさがって気ままな角度で操作しようとするので、
しょっちゅう、「動かない!」と言っています。
本当に初歩的な事ですが、意外に見落としているかもしれませんよ。
室外機のカバーをかけたままだと…
室外機の周りは、どんな環境になっていますか?
・植木鉢などが周りを取り囲んでいる
・保護のために、カバーをかけたまま
・物置などを置いて、風通しを遮っている
これらの条件にあてはまっていませんか?
室外機は、異常に熱を持つと、
保護のために自動的に運転を停止することがあるんです。
つまり、風通しが悪くなり、
温度が上がり過ぎてしまったために、止まってしまったんですね。
この場合は、障害物になっているものを動かして、
風通しを良くすると、改善されますよ。
私が前に住んでいた、賃貸の部屋のエアコンの室外機が、
思い切り西向きのベランダに置かれていました。
また、ベランダの手すりが結構高い位置まであり、
室外機の置かれている場所が、狭くなっている設計でした。
風通しが悪い上に、熱がこもってしまうという、
上の条件にぴったりだったわけです。
夏場の、室外機周辺は灼熱地獄でしたよ。
そのせいか、クーラーを入れても、
部屋の温度はそれほど下がっていないのに、
しょっちゅう「プシュウ~」という気の抜けた音とともに、
室外機が休憩に入っていました。
当時は、エアコンが古いから仕方ない、と思っていたんですが、
今考えると、あの「プシュウ~」は暑さへの悲鳴だったんですね。
室外機救出作戦
室外機が止まってしまうと、故障か?修理か?
と焦ってしまいがちですが、案外、ちょっとの事で直ったりします。
室外機が、楽に呼吸できるように、環境を見直してみましょう。
それに、室外機を助けることは、他にもメリットがあるんですよ!
室外機の環境を変えることで、省エネと電気代の節約にも繋がるんです!
これはお得ですよね。
室外機が正常に動けるために、できることは、
・日よけをつける
・風通しを良くするために、周りに物を置かない
・排気口をふさがないようにする
日よけは、これが熱を持ってしまっては逆効果です。
直接覆うものよりは、少し離れて陰を作るものの方が良さそうです。
周りに物を置いていなくても、賃貸物件など、
条件によっては風通しを良くするのが難しい場合もありますよね。
そういう時は、壁と室外機の間を少しあけるという手もあります。
できるだけ、室外機を壁から離すんですね。
それから、打ち水をするのも効果的です。
私も、夏は毎朝、早いうちにお風呂の残り湯を、打ち水に使っていますよ。
打ち水は、自分たちも涼しさを感じられるので、一石二鳥です!
まとめ
暑くなってきて、クーラーをつけたら、室外機が動かない!
こんな時は
・リモコンを確認して、切り替えができているか、誤作動をしていないか確認しよう
・室外機の周りが、風通しよく、熱がこもっていないか確認する
・室外機が正常に運転できるように、環境を整えよう
動かなくても、故障とは限りません。まずは落ち着いて、確かめてみてくださいね。
それでももし、これらの確認をしても、やっぱり動かない!という時は、故障も考えられますので、メーカーや電気店に確認してみてください。
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