ビニールポケットのヲタバッグ作り方!手縫いで簡単アレンジ
突然ですが、タイトルにもある「ヲタバッグ」って聞いたことありませんか?
トートバッグなどの普通に使用するバッグに、
透明なビニールのポケットが付いていて、そのポケットに、
好きなアニメのキャラクターやアイドルにまつわるアイテムを
ディスプレイしながら、持ち歩けるものなんです。
実はこれ、ヲタク的なものではなく、季節を感じさせるものや
可愛い雑貨を入れてもオンリーワンで素敵なバッグとして使えるんですよ!
すでに持っているバッグでも簡単にヲタバッグアレンジができるので、
今日はその方法をご紹介します。
準備編
まず、必要なものは
・ベースとなるバッグ
・100円ショップでも手に入るソフトビニールの書類ケース
・ファスナー
・ボタン付け向きの丈夫な糸
・縫い針
・ハサミ
・目打ち
です。
写真にはありませんが、目打ちを使う時に
下じきにするダンボールもあると良いです。
材料が揃ったら、さっそく書類ケースの繋がっている3辺を切り落として
2枚のシートに分けてください。
大きいものを買っておけば、この2枚のうちの1枚だけで大きさは十分です。
次に、ファスナーを当ててビニールポケットのサイズを決めていきます。
ファスナーは両端に余っている部分を内側に折り返して使うので、
計算には入れないでください。
ファスナーの実際に使える部分プラス両側1センチずつくらいを
目安に決めましょう。(写真では27センチ)
縦の長さはお好みで。
ビニールに油性ペンで切り取り線を引いてしまっても良いのですが
バッグの色によってはビニールのふちに残ったペンの色が目立ってしまうので
1〜2ミリ大きめに線を引き、
その内側をハサミでカットすると、影響が出なくなります。
ビニールがカットできたら、ファスナーと縫い合わせる辺に
目打ちで穴を開けていきましょう。
ビニールの下にダンボールを敷いて、
端から5ミリくらいのところを5ミリ間隔で刺していきます。
これをしておくと、あとで縫い目も綺麗に揃いますし、
ビニールを手縫いするのはどうしても手が痛くなってしまいます。
下穴を開けておくことで少ない力で縫えますよ。
縫いつけ編
ここから針と糸を使っていきます。
まずはビニールの上辺にファスナーを縫い付けてしまいましょう。
透明なビニールを写真に撮るのが難しくて
よく見えづらいのですが、参考にしてください。
両端を向こう側に折り返したファスナーの上に、ビニールを重ねます。
それぞれの中心を揃えて、
両端はファスナーよりビニールがはみ出す状態で大丈夫です。
5ミリ間隔に開けた下穴を頼りに、
本返し縫いで縫っていくと強度も安心できます。
ファスナーとビニールが1枚に繋がったら、
残りの3辺にも下穴を開けましょう。
先ほど使ったダンボールに穴が残っていると思うので、
そこに重ねれば定規をあてなくても5ミリ間隔に穴が開けられますよ!
このポケットに立体物を入れない場合は気にしなくて良いのですが、
私はポケットに若干のマチをつけることにしました。
ビニールの下の角を45度の三角でつまみます。
少し膨らみができたのがわかりますか?
折った角はクリップなどで留めておいてください。
ビニールの余った部分はまだ切らず、外に逃がしておいて大丈夫です。
重なったところも5ミリ間隔で下穴を開けていきます。
ぐるっと下穴を開け終わったら、いよいよバッグに縫い付けていきます。
バッグ上にポケットを付けたいところを決めたら、
ファスナーの位置はキープしたままビニールを上にめくって返します。
この状態でファスナーとバッグを縫い合わせましょう。
今度はファスナーのビニールと縫い合わせたのとは反対側です。
ファスナーの両端を折り込むのを忘れないようにしてくださいね。
ファスナーとバッグが固定されたら、ビニールを元の向きに戻して、
Uの字型に周りをバッグと縫い合わせていきます。
マチをとってあるので、ポケットの左右の辺は下の方で少しすぼみますが、
ポケットやバッグの布地が歪まないように自然に形を作ってあげてください。
縫う距離が長いですが、ファイトです!
縫い付けられたら、マチを作ったときに余った端を
ハサミで切り取ってしまいましょう。
これで完成です。
お疲れさまでした!
まとめ
ビニールを手縫いで扱うのは少し大変ですが、
薄くて柔らかいビニール書類ケースを使うこと
縫い目に下穴を開けておくこと
でいくらか作業は楽になります。
私は最近映画にも出ていてお気に入りな、メキシカンスカルを
メキシコ土産のマグネットとともにポケットに入れてみましたが、
それぞれお好みのものでバッグを可愛く変身させてみてください!
★★★メルマガ登録はこちら★★★