ストーブの一酸化炭素中毒は他人事じゃない!危険な症状や予防法を紹介
家でストーブをつけていて頭が痛くなったり、
気分が悪くなったことはありませんか?
実はそれ、一酸化炭素中毒かもしれません!
ストーブを使っている時には、
一酸化炭素中毒になる可能性があります!
意外に身近なものなんですよ。
今回は一酸化炭素中毒の時の症状や、
予防方法や応急処置の方法まで紹介します!
一酸化炭素中毒の初期症状はとても気づきにくい!後遺症も恐ろしい!
一酸化炭素中毒の症状、
特に初期症状はとても気づきにくいといわれています。
これは3大初期症状といわれ、
・めまい
・頭痛
・吐き気
です。
全て風邪症状でも良くみられるものなので、
まさか一酸化炭素中毒とは思わないんです。
それともう1つ気づきにくい初期症状があります。
それは「眠気」です!
ただ単に眠いだけだと思ったり、
女性の場合は生理の関係なんかもあるので、
なかなか気づきづらいんですよ。
そして、それに気づかずに
酸欠状態が続いてしまうと、
・錯乱
・けいれん
・意識障害
など命に関わるような症状が出てしまいます。
こんな症状が出た時に
家の中に一人だと思うと、ゾッとしますね。
そして更に怖いのが後遺症です!
酸欠状態が続いて脳にダメージを受けると
後遺症が残ってしまうことがあります!
後遺症として最も多いと言われているのは
慢性的な頭痛と、学習記憶障害です。
その他に意識障害や認知障害があります。
病院に運ばれてすっかり良くなったと思っていても、
数日後~数週間後に症状が出たりします!
学習記憶障害や認知障害は高齢者の場合、
認知症と間違えやすかったりするので、
なかなか気づきにくいかもしれませんね。
サイレントキラーとも呼ばれている
一酸化炭素中毒ですから、
本当に恐ろしいものなんですよ。
なんだか様子がおかしいと思った時点で、
救急車を呼ぶなり、病院に相談するなり
何かしらの対処法をとることが大切です。
特に小さいお子さんや高齢者の方は、
体調の訴えができなかったり、
我慢してしまうことがあるので注意してください。
ストーブでの一酸化炭素中毒の原因は不完全燃焼!予防するにはとにかく換気!
ストーブで一酸化炭素中毒になる原因は、
不完全燃焼です。
そしてそれを予防できるのが換気です!
不完全燃焼とは、
酸素が不足している状態で燃焼を続けることです。
酸素不足の状態で燃焼を続けることで、
発生するのが一酸化炭素というわけです。
ということは、
酸素がしっかりある状態を作れば良いわけですから、
しっかり換気をしておけば問題ありません!
換気をする上での注意は3つあります。
・30分~1時間毎に定期的に換気をすること
・窓を閉めている間でも少しは隙間風が入るようにしておくこと
・換気扇を回したり、対角線になる2つの窓を開けるなど、効率よく換気すること
これをすることで、換気の効率がグッと上がります!
うちの母は換気大好き人間で、
すぐに「窓開けるよー!」と言って開けていました。
真冬でも定期的に開けるのでイライラすることもありましたが、
一酸化炭素中毒の心配もなく大人になれたので、
ありがたかったなぁなんて思っています。
とにかく寒いからと言って、
ずっと窓やドアを閉めてしまうのが一番良くありません!
寒いのがどうしても嫌な時は、
暖かい食べ物や飲み物を飲んだり、
着こんだりしてくださいね。
私のオススメは
生姜を入れた紅茶を飲むことと、腹巻です。
びっくりするくらい体が温まるので、
ぜひ併用して換気してくださいね。
自分で出来る応急処置は4つ!落ち着いて行動を!
一酸化炭素中毒だと疑った時点で、
自分や家族で出来る応急処置があります。
これは救急車を呼んだり、
病院に相談している間でもできます。
・室内の換気
・ストーブやその他ガスコンロなど燃焼するものを止める
・新鮮な空気のあるところに移動する
・身体を温める
この4つを落ち着いてやってください。
とにかく身体は酸欠状態になっています。
新鮮な空気を吸うことと、
これ以上不完全燃焼を起こさないようにすることが大切です!
これは、119番に電話している間や、
病院に電話している間だってできます!
「なんだかおかしい!」
と思った時点ですぐに行動しましょう。
まとめ
今回はストーブでの一酸化炭素中毒の症状や予防方法、
応急処置について紹介しました。
何よりも大切なのは予防ですね!
こまめな換気を忘れずにしてください!
最近の住宅は気密性が高いので
一酸化炭素中毒が起こりやすいと言われています。
そして、年間4000人もの人が
一酸化炭素中毒の犠牲になっています!
今回の記事を参考に
安全にストーブを使ってもらえればなと思います。
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