レーヨンで暑い夏も涼しいオシャレを楽しもう!!夏向きの理由3つ
あっという間に今年も気がつけば夏本番が目の前ですね。
だんだん気温も高くなってきて、蒸し暑さを感じるようになってきました。
衣替えをし始めたものの、「あ、着るものがない！買わなきゃ！」
と焦っている方もいるのでは？
ウィンドウショッピングで目につくのは、ゆったりとした涼しそうな洋服。
夏服はとにかく素材が重要です。
さっそく洋服のタグを確認すると･･･、あれもこれもレーヨン。
レーヨン？そう、最近はレーヨンが夏服の新定番素材になっています。
透け感のある素材で、流れるような服のニュアンスは、
レーヨンの他にはありませんよね！
「でも、レーヨンて化繊でしょ？なんか暑そう･･･」と思った方必見！
レーヨンが暑い夏にもおすすめできる繊維である理由をご紹介します。
ぜひ、夏のバーゲンで洋服を選ぶ際の参考にしてくださいね！
レーヨンが夏向き素材である理由
ポリエステルなどとならび、化学繊維の代表的な素材レーヨン。
ネットなどを見ると、レーヨンは暑くて、夏には不向きという記事を多く見かけます。
でも、そんなに悪い事ばかりではないんです。
レーヨンを夏におすすめする理由は、以下の３つです。
① 肌に触れるとひんやりと感じる
② 吸水性が高い
③ 消臭効果がある
以下、ひとつずつ詳しく説明していきます。
肌に触れるとひんやりと感じる
レーヨンの特徴として、肌に触れるとひんやりと感じるという点があげられます。
これは、暑い夏にはもってこいの特徴です。
難しく説明すると、初期の熱伝導が大きいことが理由なんだそうで、
コットンよりもひんやりする感覚があるようです。
余談ですが、この特性を活かして、布団カバーや枕などの寝具にも
レーヨンが使われていることが多いんですよ！
暑くて寝付けない夜が続く場合は、レーヨン素材の寝具に変えてみると、
ぐっすり眠れるかもしれません。
吸水性が高い
レーヨンはとても吸水性が高く、汗をよくかく季節には、大変重宝する素材です。
レーヨンの原料は木材パルプです。
このため、成分はセルロースで、実は綿や麻と同じ成分なのです。
吸水性が高いのは、原材料の他にも織り方等の要因もありますが、
化学繊維としてはトップクラスの吸水性をもっています。
消臭効果がある
レーヨンは、繊維の性質が弱酸性で、汗のにおいなどのアンモニア臭などの
アルカリ成分を中和してくれます。
これは、あまり知られていない特徴です。
汗臭、加齢臭、排泄臭、たばこ臭、生ごみ臭を
すぐれた消臭性を発揮するそいう研究結果も出ています。
夏は、汗のにおいが何かと気になりますよね。
小難しい理屈は抜きにして、
「レーヨンには消臭効果がある！」とだけ覚えておきましょう。
レーヨンの注意点
暑い夏を快適に涼しく過ごすことのできる、新定番素材レーヨン。
しかし、レーヨンの特徴から、取り扱いにはいくつか注意点があるので、
ポイントだけお伝えします。
・生地がデリケート
レーヨンは酸性の汚れに弱いので、油汚れなどを放置すると、
洋服に穴が開くこともあります。
・縮んでシワになりやすい
吸水性が高い性質がゆえに、洗濯のときに水をたくさん吸ってしまい、
また乾くとシワシワになってしまうこともあります。
できれば洗濯もささっと手洗いで行うのがベストです。
・熱に弱い
レーヨンは熱に弱い繊維です。
「シワができたからアイロンをかけて･･･」と
他の衣類と同じ扱いをすると大失敗をする可能性があります。
アイロンをかける際には温度設定は「中温」、
また短時間で行うようにしましょう。
その際、「あて布」も用意するようにしましょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか？
レーヨンが夏の洋服に向いている理由について説明してきました。
まとめると、
・ レーヨンは涼感素材である
・ レーヨンは吸収性が高い
・ レーヨンには消臭効果がある
扱いにくさもあるレーヨンですが、肌触りもよく、
暑い夏の涼しいオシャレにはもってこいです。
わたしも何着もプチプラのレーヨンの洋服を愛用していますが、
最近のレーヨン素材はシワにもなりにくいですし、縮みもあまり感じません。
そして何より、快適です！
ぜひレーヨン素材を取り入れて、暑い夏を快適に乗り切りましょう！
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