新生活の香典の書き方はコレ!群馬や北関東の地域の習慣を知ろう!
群馬県や北関東の一部での、
葬儀の香典の習慣である「新生活」。
この地域に引っ越した、
あるいは結婚してこの地域に親戚が出来た時には
知っておくべき習慣です。
しかし、聞き馴染みがない人がほとんどなのではないでしょうか?
書き方や注意点は知っておきたいですよね。
今回は「新生活」の香典の書き方について紹介します。
新生活の書き方はコレ
まず、新生活で香典を送る場合は、表書きの脇のところに、
「新生活運動の趣旨に沿ってお返しを辞退します。」
と記入された香典袋を準備します。
この新生活用の香典袋がない場合は、
一般的な香典袋の表書きの脇のところに、
「新生活」と記入しておけば大丈夫です。
この脇のところというのは、右?左?
と迷うと思いますが、左脇に書いておけば大丈夫です。
ちなみに、中身の金額は
1000~2000円が相場となっています。
一般的な金額の相場は5000円以上と言われているので、
新生活を知らない人には、
非常識でケチな人と思われてしまうかもしれません!
その地域に住む人に、
「新生活で準備をしていいの?」と相談することをオススメします。
じゃないと「〇〇さんって非常識よね~。」
と陰口を叩かれる可能性がありますからね!
注意が必要ですよ。
そもそも香典新生活とは?
「新生活」という習慣は、群馬県や北関東の一部の習慣です。
私は埼玉県に10年近く住んでいて、
群馬県や北関東出身の上司や先輩が周りにたくさんいたのですが、
見たことも聞いたこともありませんでした!
本当に、知る人ぞ知る!
という文化だと思います。
この文化は、戦後から始まったものです。
貧しい時代に、経済的な負担を少なくしようということで、
お葬式の香典自体を少なくし、
香典返しも辞退するというのがこの新生活です。
「新生活」と聞くと、
大学生や新社会人を応援する何かのイベントかな、
という印象ですが、全くそういうことはないんですよね~!
でも、個人的な意見としては
良い文化だなと思っています。
冠婚葬祭って、
参列する方も結構お金が掛かったりするので、
助かるな~と思うんです。
ですが、実際には受付の時点で、
一般と新生活に分かれています。
やはり、葬儀自体もかなりお金が掛かりますから、
やむを得ないのでしょうね。
戦後から時が経ち、豊かな時代になったことで、
この新生活という文化は一時期衰退したようですが、
また不景気の復活と共に、新生活という文化も復活しつつあるようです。
とはいえ、地域によって異なることが考えられるので、
しっかり事前の確認が必要そうですね。
新生活で香典をいただいた場合の対応はコレ
喪家側の立場になった時に気になるのが、
香典返しのことだと思います。
新生活の香典で「お返しを辞退します」
と書かれている場合は、香典返しは不要です。
しかし、中にはこの辞退するという文章が
書かれていない場合があります。
この場合は、500円程度の少額のお返しをしておけば問題ありません。
お菓子やタオルなどで良いです。
他にも、洗剤や入浴剤などの
色々な選択肢があります。
「ともしび」という返礼品の通販サイトだと、
見やすいのでオススメです。
http://www.henreihin.com/etc_20006.html
まとめ
今回は、新生活の香典の書き方について紹介しました。
群馬と北関東の一部の地域の人以外には、
本当に馴染みのない文化ですよね!
ですが、ひも解いてみると
全く難しい文化ではないことが分かったと思います。
とにかく気を付けたいことは、
あなたの行く地域の葬儀が新生活の習慣を残しているかということです。
その点にだけ注意して書き方さえ間違えなければ、
全く問題ありませんので安心して葬儀に参列しましょう。
★★★メルマガ登録はこちら★★★