原付は冬にエンジンがかからない?確認したいポイント3選!
長かった冬が終わり、バイクで走行する人も増えてきました。
バイクの中でも原付は、自動車の運転免許を持っている方であれば
運転できることになってますし、わりと最初のハードルは低いと思います。
スクーターで通学している同級生もいたので、原付はわりと身近な存在です。
私がまだ幼いころ、祖母が移動手段として原付を使っていました。
祖母は車の運転はできなかったのですが、原付を颯爽と運転して
よく私たち兄弟の面倒を見に家に来てくれたものです。
そんな祖母が「冬はエンジンがかからないんだよねぇ」とこぼしていました。
冬は路面も凍結していることが多いので、あまりバイク自体を見かけませんが、
それでもたまの晴れた日なんかに外出しようとするとエンジンがかからず
大変な思いをしたと話していました。
ここでは、特にも冬の期間、原付のエンジンがかからなくなった時に、
確認したいポイントをご紹介したいと思います。
私も原付に乗れるようになりたいと思っているので、
特に乗り始めの方一緒に勉強していきましょう!
ポイント①:セルモーターが回るか
セルモーターが回らず音もしない(もしくは変な音がする)場合、
バッテリーが上がった状態になっていると考えられます。
冬はバッテリーが上がりやすい状態なので、未使用だった原付のエンジン不具合は、
ほとんどの場合これが原因となっています。
セルモーターが回らない場合は、チョークをオンにしてセルを何度か回してみましょう。
それでもダメなら、スタンドを立ててブレーキを強く握ったまま、
キックペダルを何回か踏み込んでみましょう。
長い間使っていないバイクはエンジンがかかりにくいので、
何度かチャレンジしてみてください。
私も大人になって自動車免許を取り、「原付も乗れるかな~」と軽い気持ちで
祖母の原付に挑戦してみたことがあるのですが、そのときに叔父から
「キックは真下じゃなくて前の方に蹴るんだよ」と言われました。
なので、キックを試すときはこの点についても気を付けてみるといいと思います。
(結局そのときの挑戦は、バイクが一人で勝手に暴れ始めて私の手には負えず、
運転は諦めました。笑)
ポイント②:点火プラグが濡れていないか
ガソリンに加え点火プラグから起こした火花でエンジンがかかるわけですが、
このプラグが濡れたり湿ったりした状態だと、
エンジンをかけてもかかりにくくなります。
プラグを外して濡れていたときは、ブラシでプラグの汚れを取り除いたり、
乾いた布で拭き取ったりしてよく乾かしてみてください。
一般的な応急処置として有効です。
アクセルを回しながらエンジンをかけるとプラグが濡れやすくなりますが、
点火プラグは一度濡れてしまうと働きが悪くなってしまいます。
清掃してもプラグから火花が出ないときは、
プラグそのものを新しいものと交換する必要があります。
自分で新しいプラグに交換するか、バイク屋さんに持っていって
プロの整備士さんに交換してもらうと良いでしょう。
ちなみにプラグ自体は自分で買うと1,000円もしないで手に入れられます!
ポイント③:燃料は入っているか、劣化していないか
よく確認してみると単なるガソリン切れだった、なんて話もなくはないです。
燃料キャップを開けて確認してみましょう。
また、ガソリンは時間が経つにつれて詰まりやすくなってきます。
冬の間、原付に乗らずに長期間ガソリンを入れたままにしておくと、
ガソリンが劣化しますので、
なるべくガソリンは新鮮なものを入れるようにしたいですね。
そして、運転できない日が続いたとしても、
まめにエンジンだけでもかけるようにすると良いでしょう。
また、市販されている燃料添加剤を使うと、
ガソリンの劣化を防いでくれる効果が期待できます。
さいごに
冬は原付に乗る回数も減っていき、エンジンがかからないこともしょっちゅうです。
もしエンジンがかからなくなったら、まずは焦らずセルモーター、点火プラグ、
ガソリンの状態をまずは確認してみましょう。
自分でもわからないときは、プロの整備士さんに見てもらう方が良いです。大切なバイクです、冬こそこまめにメンテナンスを行い、少しでも良い状態で長く乗れるようにしたいですね!
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