夏場に着たいレーヨンだけどちょっと汗臭い?どうしてこうなるの?
暑い季節がやってきたら、また違ったおしゃれを楽しみたいもの。
この季節はやはり、涼しげに見えるものを着たいですよね。
夏向けの素材で、人気があるのがレーヨン。
独特の光沢があり、さらっとして滑らかな風合いが魅力です。
肌ざわりもひんやりとしていて、寝具などにも使われていますね。
特に意識していなかったのですが、私はこの素材感が好きらしく、
改めて手持ちの服を見てみたら、何枚かのカーディガンやカットソーなどに、
レーヨンが使われていました。
だけどこのレーヨン、汗の匂いが気になりませんか?
これからは、特に汗が多い季節。
汗臭い原因から対策まで、ご紹介していきます!
レーヨンは乾かないから汗臭くなる
実は、レーヨンには消臭効果もあるんです。
ということは、汗の臭いなんかするはずがない!と思いますよね?
ところが。
レーヨンの特性は水に弱いこと。
しかも、ドライクリーニングでは、汗の汚れがキレイに落とせないのです!
つまり、着るたびに、汚れが蓄積されることになってしまうのです。
それから、水を吸収しやすいということは、
汗だってどんどん吸い取ってしまうという事です。
これでは、汗の臭いは増えるばかりになってしまいます。
私も、気軽に洗えないということから、
レーヨンの服はお出かけ限定にしています。
普段着にすると、しょっちゅう汚してしまいますから。
ちなみに、腋臭のある場合は、
レーヨンやシルクはおすすめできない素材として紹介されています。
汗を吸い取ってしまい、乾かないので、そこに雑菌がわいて、
更ににおいが強くなるそうですよ。
しっかりと汗対策を!
でも、おしゃれ着によく使われている以上、
やっぱりレーヨンを着たいですよね!
いくら洗濯が難しいと言っても、おしゃれは別です。
汗の臭いが残るなら、臭いをつけなければいいのです。
それでは、汗の臭いがつかないために、どんな対策を取ればいいのでしょうか。
・制汗剤やデオドラントで、汗をおさえる
・わき汗用のパッドを使う
・レーヨンが直接肌に触れないように、下着を着る
最近は、制汗剤も色んなタイプが出ていますね。
従来のスプレータイプの他に、ロールオン、クリームなど、
用途や好みに合わせて選べるので、助かります。
ただし、使いすぎは逆効果になることもあるので、
正しい使用方法を確認してくださいね。
私は、家事やお出かけの後に、汗拭きシートを使っています。
お出かけ前には、制汗スプレーをして、汗対策です。
また、汗対策として、高機能のインナーもたくさん出ています。
脇まできっちりとカバーしてくれたり、抗菌防臭、速乾など、
嬉しいキーワードが入っていますね。
これらをうまく活用して、汗対策をして下さいね。
レーヨンは吸水性が高くて縮んでシワになりやすい素材
まず、レーヨンとは何なのか?
これは、木材パルプを原料とする、再生繊維と呼ばれる種類に入ります。
名前からして、てっきり化繊かと思っていたのですが、
どちらかというと、天然の繊維に近いんですね。
この木材系の再生繊維というのが、
吸水性が高いうえ、水に弱く、しわになりやすいんです。
ですから、レーヨンが含まれている衣服は、洗濯に注意が必要なんですね。
必ず、洗濯表示にドライマークがついているはずです。
水に長時間つけておくと、縮んでしまうんです。
私も、何度か洗濯するうちに、レーヨンの入っているカーディガンの後ろ側が、
少し縮んでしまいました。
お気に入りの色合いだったので、ショックです!
レーヨンって本当に、縮みやすいんですね。
レーヨン100%を洗濯すると縮む!?正しい対処法を教えます! | 常識を疑え!
まとめ
夏に着たいレーヨン。
でも汗の臭いがちょっと気になる?
・レーヨンは水に弱いので、洗濯は要注意!
・ドライクリーニングでは汗の臭いが落ちないし、汗も吸い取ってしまうので、臭いが蓄積されやすい
・汗の臭いをレーヨンに移さないために、しっかりと汗対策をしよう
対策をしっかりしていれば、レーヨンを汗臭さから守れるはずです。でも、あまり汗の臭いに神経質になり過ぎるのも、疲れますよね。汗の対策をしたら、あとはあまり気にしないで、おしゃれを楽しみましょう!
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