天の川が肉眼で見たい!いつどこでどうしたら見られるか、教えます!
昔と比べて、日本はどこでも明かりがあって、
また空気もきれいではなくなってきているので、
天の川が見れる場所も少なくなってきました。
長いこと見ていないと、天の川って肉眼でも見れるのかな?と思ってきます。
結論からいうと、見ることは可能ですが条件が限られてきます。
私が小さい頃は「ど」が付くほどの田舎に住んでいたので、
それはもう驚くほど星がきれいでした。その中にきっと天の川もあったはず。
今は大抵の場所で見ることはできないので、覚えていないことが残念です。
もう一度見たい!という思いから、
どうしたら見ることができるか、まとめてみました。
どんな条件なら肉眼で天の川が見れるの?
・時期、時間
天の川が出ている時期ですが、夏と思われているあなた、
実は年中出ているんですよ!
出てはいるのですが、時期、時間、場所などの条件で見え方が全く違ってくるんです。
一番きれいに見える時期は、それこそ「夏」。
8月から9月が最もきれいに見える時期です。
具体的な日にちですが、新月の時が良く見えます。
月の明かりがあると見えづらくなるからです。
時間は、場所や季節で変わってきますが19時から22時ころが見やすいです。
七夕の7月7日は19時から20時が良く見えるそうですよ。
もともと七夕の日は旧暦の7月7日です。
毎年日にちは変わりますが、今の8月にあたります。
旧暦は月の満ち欠けを基準に決まるので、7月7日は上弦の月になります。
上弦の月とは夕方に見える月のことです。
七夕の言い伝えで、上弦の月を船に見立てて、
「彦星は三日月の船で川を渡る」とあるそうですよ。ロマンチックですね。
・場所
暗闇の中に光輝く星を見るには、暗くて、空気が澄んでいる必要があります。
つまり、街の明かりがほとんどなく、空気がきれいな場所が、
良く見える絶好のポイントです。
具体的には町から外れた、街頭などが少なく、
空気がきれいな丘や山の上など高い場所です。
中心地の町でしたら、ちょっと厳しいかもしれません。
暗い場所に行くときは、防犯を十分に意識していくようにしてくださいね!
そもそも天の川って?
本当に川があるわけではないということはご存知かと思いますが(汗)
「天の川」には無数の星とガスが集まっていて、
それを地球から見たら川のように見えているのです。
ちなみにギリシャ神話では、「ミルク」とみているようで、
それがMILKY WAY(ミルキーウェイ)の語源になったようです。
私が断然勧めるお勧めスポット
私が知っている断然おすすめスポットが二つあります。
まずは山口県のカルスト展望台。
下はカルスト台地、上は天の川のコラボは、
持っている悩みが全部吹き飛んでしまいそうなくらい壮大な気分にさせてくれますよ!
二つ目は長崎県の五島にある、鬼岳天文台。
日本に西側にあるので、関東や関西で見ることができない星も
見ることができるかもしれません。
周辺は整備されていて、昼は近くで草スキー、夜は天の川観測と十分楽しめそうです。
まとめ
1. 時期、時間、場所によってはきれいに見ることができる。
2.具体的には8月から9月、19時から22時で、明かりが少なく、空気がきれいな小高い丘や山で見ることができる
3.無数のガスと星の集まりが天の川に見える
4.おすすめは山口県のカルスト展望台と長崎県の鬼岳展望台
毎日忙しい日々に追われて、ふと夜の空を見上げると見えるのは月の明かりだけ…。
そういえば満天の星をどれくらい見ていないんだろうと思ったことはありませんか?
私の子どもは私に似て(照)意外とロマンチストなので、星が大好き。
もう少し大きくなったら絶対天の川がきれいな場所で家族でキャンプをするつもりです。
あなたも、家族で、恋人と、はたまた一人で、夏の日の思い出にちょっと遠出して、きれいな天の川でも眺めてリラックスしてみませんか?
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