かさぶたをはがすタイミングは?傷がキレイに治る湿潤方法って何?
ケガをした後にできるかさぶた。
傷の治りがけになると
かゆくなってきて、うずうず・・・。
ついつい剥がしてしまいますよね!
そして、また
血が出てしまったかさぶたが出来て、またまた剥がす。
ですが、何度も繰り返してしまうと
はがし跡が汚くなってしまいます!
かさぶたを剥がすタイミングは
いつが良いのでしょうか?
また、はがし跡を汚くせずに
治す方法って何でしょう?
かさぶたは剥がしてはいけない!
実はかさぶたは剥がしてはいけません。
かさぶたを剥がすことによって
見た目が汚くなるのはもちろん、
剥がすことで痛みを伴います!
私も子供の頃かさぶたを剥がすのが大好きで、
よく転んではかさぶたが早くできないか
ワクワクしていました!
子供の頃ってすぐに剥がしたくなっちゃって、
まだ完成されてないのに剥がして
痛い思いをしちゃうんですよね~!
自分だけが痛い思いをするならまだしも、
実はもっと恐ろしい理由があるんです!
かさぶたを剥がすことで、
また傷口がむき出しになってしまいますよね?
そこから菌が侵入して、
感染症にかかる可能性があるんです!
この感染症を甘く見てはいけません!!
抵抗力の低い人だと熱が出てしまったり、
ひどい時には命の危険だってあるんです!
甘く見ていると
大変なことになっちゃいますよ~!
そもそもかさぶたというのは、
傷が治るまでの段階にできるものです。
ケガをして出血した血が固まって、
血液中の成分から作られます。
血液がただ固まったものというわけではなく、
細胞成分やフィブリンという成分から出来ています。
かさぶたの下にある表皮がしっかり作られるまで、
傷口を守っています。
役目が終わると自然と剥がれ落ちます。
それまでは、表皮が出来ていない
ということになりますので、
無理矢理剥がしてはいけません!
かさぶたを剥がしたいストレスを避けるには湿潤療法がいい!傷跡もキレイに!
分かっちゃいるけど、
剥がさずにはいられない!
剥がさないとイライラする!
というあなたには、
湿潤療法をオススメします。
これはかさぶたを最初から作らない方法です。
かさぶたを作らないので、剥がすこともなく
傷跡もキレイに保つことができます。
方法はとっても簡単です!
①傷口を流水でしっかり洗う
②ワセリンを塗る
➂絆創膏を貼る
これだけです。
「え!?傷口って乾かなくていいの?」とか
「消毒しなくていいの?」とか
色々疑問が出てきますよね?
実はその認識は古いです!
私は看護師ですが、
今の医療でそんな方法を取っていたら
「ちゃんと勉強していないだろ!」
と怒られるレベルです。
今は潤いを保つことが大切だとされています!
そしてなんでもかんでも
薬箱に入っている薬を付けてはいけません。
それはもしかしたら、
皮膚のアレルギーや、炎症の原因になるのでは
と疑われている方法です。
ワセリンのように
薬効のないもので潤すだけで大丈夫です!
ちなみにワセリンは薬局に
「白色ワセリン」という名前で売っています。
肌の保湿やリップパックにも使えるので、
一つ持っておくと便利ですよ!
女性の場合は、
生理の時の皮膚かぶれなんかにも使えます。
私も1本持っています。
まとめ
・かさぶたはそもそも剥がしてはいけない ・かさぶたが自然に剥がれるのは、新しい表皮が出来た証拠 ・オススメはかさぶたを作らない湿潤療法 |
かさぶたは本当にストレスの元ですから、
湿潤療法を知っていれば
傷の治りはキレイになるし安心ですね!
湿潤療法のためにワセリンを買うのが
めんどくさいからといって、
かさぶたに直接絆創膏を貼るのはダメですよ!
これをしてしまうと、絆創膏を剥がす時に
一緒にかさぶたがくっ付いてしまって、
結局自分でかさぶたを剥がすのと同じになってしまいます!
めんどくさがらずに湿潤療法を試してみてくださいね!
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