めかぶは消化に悪いのか?ダイエットにたくさん食べても大丈夫?
海藻と言えば、低カロリーであっさりとした味わい。
その中でも、めかぶはその独特の食感が美味しいですよね。
私は海藻全般が好きですが、めかぶは特にそのねばねば感が体に良さそうで、
時々食べるようにしています。
夏の暑いときなんか、さっぱりと食べられるメニューでもありますね。
めかぶは、食物繊維の豊富さから、便秘対策やダイエットにも良さそうですよね。
だけど、健康にいいからと、たくさん食べても大丈夫なんでしょうか。
胃腸への影響はどうなんでしょう。気になるので、調べてみました！
めかぶの食物繊維でお通じに効果は高いけれど消化に悪い
めかぶとは、わかめの根元の部分の事です。
わかめと言えば、お味噌汁の具材などの、全体的にぬるっとしたイメージですが、
めかぶは歯ごたえもあって、別物みたいですよね。
めかぶにはヌルヌルもあるのですが、実はこのヌルヌルの正体は、
「フコイダン」と呼ばれる水溶性の食物繊維なんです。
食物繊維には、水溶性と不溶性があり、そのどちらもお通じには効果がありますが、
めかぶに含まれているのは水溶性の方なんですね。
ただ、お通じに効果がある、ということは、食べ過ぎると、
お腹の調子が悪くなってしまうのです。
食物繊維自体は、消化が悪いものなので、やはり食べ過ぎはダメなんですね。
お腹が弱い人や、体調が悪いときは、食べる量を減らしたり
避けるほうが良さそうです。
ちなみに、私がめかぶと出会ったきっかけは、子供の便秘でした。
子供がものすごくお通じの悪い子だったので、
私は食物繊維にすごく敏感になってしまったのです。
わかめや昆布、もずくやもちろんめかぶも、海藻は色々食べさせていましたよ！
子供的には、わかめやとろろ昆布の方が食べやすかったようですが、
一緒に食べていた私は、めかぶのあの独特の食感にはまって、
すっかり好きになりました。
食べ過ぎは体に悪い！適正量を守って
それでは、めかぶを食べる時の適正量は、どれくらいなのでしょうか。
実は、めかぶを含む海藻類には、ヨウ素という栄養素が含まれています。
これは体の新陳代謝を促すために必要なんですが、
取り過ぎると、甲状腺に悪影響を及ぼすことがあります。
食べる目安としては、めかぶの一日の適正量が、約５０グラムとされています。
これは、市販のパックだとちょうど１パック分になります。
ですから、大量に食べなくても、一日に１パックで十分なのです。
私は下の子供の授乳期に、ひどい便秘になってしまい、
対策としてめかぶととろろ昆布をせっせと食べていました。
食物繊維を取ればＯＫ、と思っていたんですね。
ところが、ヨウ素の取り過ぎは、母乳を通して子供にも影響すると知って、
慌てて食べるのをストップしたことがあります。
やはり、適正量というのは守った方がいいですね。
健康のために食べよう!
いくら体にいいからといっても、食べ過ぎは良くありませんよね。
めかぶに含まれる食物繊維は、ダイエットの強い味方でもありますが、
めかぶダイエットと称して、めかぶだけを口にする、というのは避けてください。
ただ、めかぶを日々の食事に取り入れることは、健康のためにとてもいいことです。
・低カロリーなうえ、食物繊維のおかげで満腹感が得られる
・ミネラルが豊富
・体の免疫力を上げてくれる
など、健康への効果は抜群！適正量を守っていれば、いいことばかりなのです。
バランスの良い食事の一環として、めかぶを取り入れてみてはいかがでしょう。
まとめ
・めかぶは水溶性の食物繊維が豊富なぶん、消化が悪いので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまう
・めかぶに含まれるヨウ素は、過剰摂取すると悪い影響を及ぼすので、食べる時は適正量である一日５０グラム以下にする
・健康によい面はたくさんあるので、適正量を守って食べればいいことづくし！
このように、めかぶは、食べるメリットも多いのです。
食べる量さえ守っていれば、健康にも、そして美容にも高い効果が期待できます。
是非、食卓に取り入れてみてくださいね！
これから暑くなってくると、私はめかぶのつるっとした食感が恋しくなります。
さっぱりと食べられるので、健康面も考えて、
夏場は食卓によく出すのですが、残念なことに、子供たちには人気がありません。
これの美味しさがわかるのは、大人になってからなのかな、と昔は海藻が大嫌いだった私は思っています。
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