知らなかった!漬物も腐るらしい!原因や見分け方は?
みなさん、漬物も腐るって知っていましたか?
私にとっては驚愕の事実でした!
保存食品として有名なので、腐らないと思っていたのに~。
安心しきって昔買った漬物を食卓に並べると、
家族の健康被害につながるかもしれません!
でも、塩分もたくさん入っているのになぜ腐るんでしょう?
見分け方も知りたいですよね!
今回は、漬物の腐る原因や見分け方についてまとめました。
漬物は種類によって日持ちする日数が違う
漬物=保存食のイメージがつきすぎて、
なんでも日持ちがすると思いがちですが、種類によって違います。
大体のものが
・5~7日(消費期限)
・30日~180日(賞味期限)
に分けて設定してあります。
「え!?1週間しか日持ちしないものもあるの!?」と思われたかもしれません。
確かに漬物は塩を使って長期保存できるようにしてあります。
ですが、注目すべきは塩分濃度です。
長期保存させるには、塩分濃度が10~20%必要なのですが、
最近は減塩思考の人が増えたので、
この濃度で作るものばかりではなくなってきています。
減塩食品は塩分濃度が少ないので、
日持ちしなくなっているというわけです。
ちなみに浅漬けは2~3日しか日持ちしません。
これは調味料をしみ込ませているだけで、
加熱処理や塩分を多く使ったりしていないためです。
「漬け」とついているので、日持ちすると思っていたのでビックリしました!
漬物が腐らないはウソ!腐る原因は水と空気
漬物が腐らないのというのは大ウソで、大半のものが腐ります!
何が原因かというと、水と空気です。
大体のものが真空パックで売られていると思います。
そのパックを開けた時に空気が入ってきます。
その後タッパーなどの入れ物に入れて、冷蔵庫に入れますよね。
冷蔵庫の中には他にも食べ物がたくさんあります。
もともと冷蔵庫にいた雑菌が、漬物に付着して菌が増殖します!
これが原因です。
そして水気は雑菌の温床(居場所)になるので、
菌が冷蔵庫から出ていくことはなく、どんどん増えていきます。
悪循環なんですね!
昔、旅行先で梅干し専門店に行った時に
「梅干しは腐らない。」と店員さんに言われたことがあるので、
漬物は腐らないものと錯覚していました。
ちなみに梅干しは、
調味梅干しという種類の梅干し以外は腐らないそうです!
昔ながらの田舎漬けは塩分が多いので腐りません。
今度からお弁当には漬物から梅干しにシフトチェンジしようと思います!
漬物が腐ってるかどうかの見分け方
漬物は初期の傷みだと見た目では気づきにくいようです。
まずは見た目というよりもにおいで判断しましょう。
接着剤のような鼻につくにおいがしたら即捨ててください!
あと酸っぱいにおいがきつい場合もダメです!
においをクリアしても食べてみて苦かったり、
酸味がきつい場合は腐っています。
即ゴミ箱行きでお願いします。
見た目ですがネバネバ糸を引いたり、
白いワタのようなものを被っていたらアウトです!
といってもここまで変わり果てていたら食べないですよね。
腐らせないためにはさっさと食べる!
残念ながら保存方法を工夫したところで、
日持ち日数は変わらないようです。
とにかく期限内に食べることですね!
そんなに一気に食べられないという方は、
おにぎりやチャーハンに刻んで使うと大量消費できるので、
いいかもしれません。
あとは、カットされていない漬物の場合は、
包丁やまな板を除菌してからカットすることも対策になると思います。
手作りの漬物も想像以上に早く腐るので、
夏場は作らない方がいいと思います。
まとめ
漬物が腐らないは全くの大嘘でしたね!
減塩って身体にはいいけど、日持ちしないことを考えると、
ちょっと慎重に選んだほうがいいのかなと思いました。
とにかく怪しいにおいがしたら捨ててください。
もったいないと食べてしまって健康被害が起こると大変ですからね!
対策が期限内に食べるしかないのが少し残念ですが、
美味しく安全に食べられるのが1番ですよね。
★★★メルマガ登録はこちら★★★