エアコンのカビ対策法!!吹き出し口のカビは胞子を部屋に撒き散らす!
久しぶりにエアコンを使うと、ほこりのような、カビのような、嫌な臭いがしませんか?
頭の片隅で気になっているエアコンの掃除。業者に頼むとかなりの金額がかかります。
自分で掃除ができることは知っているものの、かく言う私も数年やり過ごしています…。
嫌な臭いは気になるけれど…しばらく使っていると臭いもなくなってくるので
「ま、いっか」と。汚れが見えないと、つい後回しにしてしまいますよね。
「体に悪いだろうなぁ」と思うものの、うやむやにしていた「カビ汚れ」
その真相を知るのも、見るのも恐怖です。
しかし!自分の健康のため、家族の健康のため、今年の私は違います。
気になる「カビ撃退の第一歩!」
恐る恐る吹き出し口を覗いてみました。
ショック!!咳やアレルギーの原因物質「黒カビ」が!
想像はしていたものの、やっぱりです。見たくなかった…。
この「黒カビ」見るからに体に悪そうです。
体内に入ると咳が出たり、ひどくなると肺炎になったり、アトピーなどのアレルギーを
引き起こすこともあるそう…。
我が家もそれぞれが軽いアレルギー持ちなので、明日は我が身。恐ろしい話です…。
カビの発生はエアコンの中の湿気によるもの。
カビは、高温・多湿・暗所が大好き。
「どうぞ、どうぞ」と環境の良いお住まいを提供していたわけです。
そして、黒カビは成熟すると胞子を周囲に飛ばします。
エアコンは胞子拡散のお手伝いをし、部屋中に撒き散らしていたのです!
勝手に住み着いて、こんなに家族を増やしていたなんて!許せません。
撃退すべく、どんな風に掃除をしていくのか調べてみました。
そして早速、実践してみました!
黒カビ撃退!掃除の仕方をご紹介
カビには塩素系漂白剤が有効ですが、漂白剤のにおいは結構きつく苦手です。
エタノールで掃除をすることにしました。
エタノール100%では蒸発が早すぎるので、80%程度のものを用意します。
その場にとどまり、死滅させる効果が得られる濃度です。
さてここで、自分で掃除をする場合の注意点
・繊細な機械の部分には絶対に触ってはいけません
・目に見える範囲の掃除に留めましょう
そうなんですね。内部まできれいにするときは、専門の業者に頼みましょう。
では、次に手順です。
1椅子や脚立などを使い、足場を安定させる
2コンセントを抜く
3吹き出し口をゆっくり、そっと手で開く ドキドキしますね…
4テッシュなどにエタノールを含ませてカビを拭き取る 思い切っていきましょう!
5ついでにほこりも取り除く
6エアコンを作動させるときは、コンセントを入れて1時間以上たってから
すぐに作動させると故障の原因になるそうです。
拭き取るときは、どんどん新しいティッシュを使ってくださいね。
黒カビがついたまま拭いていると、カビ菌を塗り付けてしまうことになるそうです。
3年目のエアコン、拭き取るととてもきれいになりました。
本当に気持ちがいい!!
数年、気にしていたカビを撃退した爽快感!!
「こんな気分になれるなら、サッサとやればよかった」と反省です。
カビを発生させない工夫とは
では、日常でどんな対策をするとカビを防げるのでしょう。
・冷房の温度をなるべく高めにし、エアコン内部の湿気を発生しにくくする
・エアコンのフィルターや本体の拭き掃除をこまめにして、カビの温床ほこりをためない
・時々「送風」運転をして、エアコン内の湿気をとばす
湿気をためず、栄養を与えず、乾燥でノックアウトです。
毎日エアコンを使い終わったら、10分間の送風運転でカビの発生を抑えられます。
と言っても、毎日は難しいですよね。
週に一度30分程度の送風をすると、赤ちゃんカビを退治できるそうです。
これなら私もできそうです。
エアコンによっては、お掃除機能や内部クリーン機能が付いているものもありますよね。
この機能を週に1度活用すると「きれい」が保てますよ!
シーズンオフには「30分以上の送風」で、内部を乾燥させておきましょう。
翌シーズン、カビの臭いにドキドキしなくて済みます。
更なる「カビ発生ゼロ」を目指すあなた!
自分で出来る「防カビコーティングスプレー」というものもあるそうです。
ここまですれば自信を持ってきれいな空気で過ごせますね!!
まとめ
・エアコンの吹き出し口にもカビは発生する
・吹き出し口のカビを放置すると胞子を拡散してしまう
・カビは健康を害することがある
・カビは自分で退治することが出来る
・少しの手間でカビの発生を最小限に抑えることが出来る
エアコンは高い位置にあるので「見えない 届かない 面倒くさい」の3点セット。
エアコン掃除は何よりも後回しでした。
でも今年は、シーズン到来の前にきれいにすることが出来て、本当に良かったー。
スッキリすると同時に、ホッとしている自分がいます。ぜひみなさんも、この爽快感を味わってくださいね!!
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